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Gmail

あなたにとって快適な Gmail の設定を 〜 スマート機能とパーソナライズの設定について



それぞれの利用者の好みや使い方にあわせて、メールサービスには様々な設定や機能が求められます。しかし、使い方の違いに関わらず重要なのはシンプルで安全なユーザー体験です。 Gmail の時短を可能にする機能や高いセキュリティは、2004 年に提供を開始して以来多くの利用者の皆さんに高く評価されています。メール返信の短文候補を表示する機能から高優先度のメールのみを通知する機能、スパム、フィッシング、マルウェアの 99.9% 以上を受信トレイからブロックするセキュリティまで、Gmail は多様な皆さんのコミュニケーションをサポートしてきました。

最近では便利さに加え、データ管理をより簡単にする機能も求められており、Google はその期待に応え、利用者自身が簡単にプライバシーを管理できるようにすることを目指しています。その一つとして、Google では プライバシー診断 を通じて主要な設定を確認できるようにしているほか、より便利で役立つユーザー体験のために収集するデータの確認と削除に関する設定も用意しています。また、2020 年には、データ管理のさらなる簡易化を目指して 初期設定 におけるデータの 自動削除 を導入しました。昨年 11 月には、Gmail のスマート機能と、関連する製品(たとえばカレンダー等)のパーソナライズに関する設定を追加しています。

Gmail のスマート機能とパーソナライズ設定を示すGIF。

Gmail のスマートな機能について

これら設定では Gmail、Google Meet、Google Chat のデータを、同じ製品内のスマートな機能が動作するために利用を許可するかを管理できます。同様に、先の製品群のデータをカレンダー等の他の Google 製品でも使用するかについても管理項目があります。たとえば、Gmail の受信トレイのタブやスマート リプライ、Google アシスタントによるリマインダーや Google マップのレストラン予約などが該当します。以前から存在していたスマートリプライやスマート作成などの個別のスマートな機能のオン・オフとは別に、この設定はデータ処理に関する選択肢をより明確にすることを目的としています。この設定はユーザー体験( UX ) の調査結果や、規制当局が重視するわかりやすく、かつ、利用者が自分で管理できるデータ利用の考え方に沿うものです。

上記で紹介したスマートな機能では、時間の節約に加え、便利なユーザー体験を実現する機能が動作するためにデータを利用します。利用者の皆さんが、これらの機能に価値を見出し、ぜひ活用してくださることを願っています。Google では、時代の変化にあわせ、今後も継続的に製品の管理方法を改善していきます。

プライバシーの保護

すべての Google 製品と同様に、Gmail、Google Meet、Google Chat は、その設計段階からセキュリティを考慮した製品であり、利用する皆さんのデータとプライバシーを保護しています。このような類のスマートな機能は、人の手を介さず自動化されたアルゴリズムによって提供されており、今後も同様に提供を継続します。また設定内容に関わらず、Google 広告が Gmail 内の個人的な情報に基づいて表示されることはありません。さらに、個人利用であれ、管理者がいるような企業アカウントであれ、この設定は利用者本人が管理することができます。

上記で紹介したスマート機能やパーソナライズを使用しなくても、Gmail やその他の Google 製品の基本的な利用には影響しません。また、後日、これらの機能を利用したくなった場合は、Gmail の設定画面で変更できます。自宅でも、職場でも、利用者自身が自らの判断で選択できることが大切です。Google では、管理や選択のプロセスをできるだけシンプルで分かりやすくするために、今後も努めてまいります。