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Japan Blog

Arts & Culture

Flavors of Japan 第 2 弾 日本の食文化を支える人々や食材のご紹介



Google Arts & Culture は、2019 年に初公開した日本食の奥深さと豊かな世界を紹介する「 Flavors of Japan - 奥深き日本の食文化を召し上がれ 」の第 2 弾として、本日新たに日本食を支える食材や生産者に焦点をあてたストーリーを中心とした 48 のオンライン展示 を公開しました。1,000 点を超えるオリジナルの高解像度画像や動画、ストーリーなどを日本語と英語でお楽しみいただけます。

生産からあらゆる側面で日本の食文化を支える人々の画像。

環境問題に取り組み、化学肥料の使用を減らす生産方法へとシフトする農業事業者が増えつつある中、りんご栽培を通じて環境と消費主義について考え、運営される山下フルーツ農園代表の山下絵里さんをご紹介します。また、日本のシャインマスカットの味と美しさを高める挑戦を続ける岡木農園では、積極的に新しいテクノロジーを取り入れ、太陽光発電による再生可能エネルギーを活用した栽培を研究・開発しています。グリーンツーリズムや伝統的な日本料理やその楽しみ方を体験できる講座など、素晴らしい日本の食文化を広める取り組みが増えています。ホテル椿山荘東京「料亭 錦水」では、食事の作法を通じて美しい日本文化について改めて知ることができます。日本の食文化を支えるうまみの歴史と、うまみと五節句料理の関係についても新たに展示を公開しています。

本展示は、前回に引き続き農林水産省や特定非営利活動法人うま味インフォメーションセンターに加えて、新たにパートナーとして加わった一般社団法人日本麺類業団体連合会の協力で実現しました。公開に合わせて農林水産省海外市場開拓・食文化課食文化室よりコメントを寄せていただきました。

我が国には、地域特有の新鮮で素晴らしい料理や豊かな文化があり、季節ごとの魅力があります。また、海外における日本の食や食文化に対する関心は、「和食」のユネスコ無形文化遺産登録等を通じて近年大きく高まっており、日本を訪れて「本場の日本食」を体験したいという外国人のニーズも高まっています。こうした中、農林水産省では、外国人観光客の誘致増大を図るため、関係府省庁と連携して日本ならではの食体験や食文化、それを支える農山漁村の魅力を世界に向けて発信しています。今般の「Google Arts & Culture~奥深き日本の食文化を召し上がれ~」第 2 弾公開によって、世界中に日本の食と食文化の魅力がさらに伝わることを期待しています。

日本食を支える食材を知り、それらを育てる生産者の皆さんに出会うには、Google Arts & Culture のサイトにアクセスするか、Google Arts & Culture アプリ (Android / iOS) をダウンロードしてください。もう一度お腹いっぱいになるまで、日本食の世界を改めて ”召し上がれ” 。