Google は、ファミリー向けの製品やサービスの開発に注力しています。Google が目指しているのは、あらゆる年齢のお子様が、より安全にテクノロジーを活用できるようにすることです。家庭によってさまざまなテクノロジーとの関係性を踏まえ、より年齢に適した体験を提供しながら、保護者がお子様に適した使い方を見つけることができるよう、必要なツールと柔軟性を Google は提供します。
家族全員が健全なデジタル習慣を身に付けられるよう、ファミリー リンクと Google TV を更新し、保護者向けとお子様向けの体験を一新しました。
ファミリー リンクの新しいデザインと機能
5 年前の提供開始以来、Android と iOS のファミリー リンク アプリは、お子様の安全なインターネット利用をサポートしてきました。お子様が初めて Android スマートフォンを使用する場合でも、YouTube や Google TV でコンテンツを探索する場合でも、利用時間の上限を設定し、保護者にお子様の年齢に合ったコンテンツを案内するツールを提供しています。
今回、保護者の皆様からのフィードバックに基づき、ファミリー リンクのデザインを一新し、ツールをわかりやすく配置して使いやすさを向上しました。[設定]、[位置情報]、[ハイライト] の各タブには、「今日だけ」の利用時間の上限、お子様が場所に出入りする際の通知、信頼できるパートナーから提供されるオンラインの安全性に関する推奨コンテンツなど、より使いやすく表示されます。
また、より簡単にアクセスできるように、親子でファミリーリンクにオンラインでアクセスできるようになりました。これらの変更は順次行われる予定です。
Google TV でもさらに使いやすく
家族全員で楽しめる Google TV は、お子様用プロフィールを活用することで、どんな年齢のお子様でも簡単に利用できます。保護者が管理するウォッチリスト、Google による子ども向けのおすすめ、YouTube の管理対象アカウントが追加され、Google TV のお子様用プロフィールがさらに便利になりました。
お子様のプロフィールにおすすめやウォッチリストを追加すると、お子様に最適な番組や映画をより素早く見つけることができます。また、承認されたアプリから人気のエンターテイメントを簡単に閲覧できます。
テレビやモバイル デバイスから子ども向けの「必見」リストを作成することもでき、YouTube Kids を卒業する年長のお子様の保護者に向けた機能も登場します。管理対象の Google アカウントを使用することで、Google TV のお子様用プロフィールで YouTube を楽しむことができます。
アジア太平洋地域での調査結果
Google がアジア太平洋地域の保護者を対象に行った子どもたちのテクノロジー利用に関する調査によると、子どもたちのデバイスの利用時間は増加しています。日本では保護者の 40% 以上(地域全体 60% 以上) が、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、利用時間の増加を認めています。また、子どもが初めて携帯電話を手にするのは平均 12歳(同 10 歳)にも関わらず、 15 歳(同 13 歳)になるまで、保護者はオンラインの安全性について話をしていないということも分かっています。
ぜひ、今回のアップデートや保護者向けの便利なツール、無料で提供されている情報を活用し、健全なデジタル習慣について一緒に考えてみてはいかがでしょうか。そして、安全で楽しい冬休みをお過ごしください。