Japan Blog
Google のサービスや技術に関する 最新情報が気になる方へ
視覚に障害を持つ方のために開発、Google マップの詳しい音声案内
2019年10月11日金曜日
最近、はじめての場所へ歩いて行った時のことを思い返してみてください。その場所に着くまでに、何本の通りを渡りましたか?どの交差点が一番複雑でしたか?どこで曲がるかをどのように調べましたか?今いる場所が正しくて迷子になっていないことをどのように確認しましたか?
次に、
世界に 3,600 万人
いる全盲、または 2 億 1,700 万人の中等度から重度の視覚障害者が、同じルートを歩いて移動する様子を想像してみてください。
東京在住の法定盲人に認定されているひとりの女性として、私はなじみのない場所を移動することがどれほど困難か身を持ってよく理解しています。毎日通る自宅から仕事場までのルートは熟知しているため、通勤は難しくはありません。一方、健常者による案内なしに、馴染みのない、まったく行ったことがない場所へ行くことには危険が伴います。そうした場合、友人に同行を頼むこともありますが、行くこと自体を諦める場合もあります。
視覚に障害を持つ方に向けて、
日本語
および
英語
のフルオーディオでもこのビデオをご覧いただけます。
視覚に障害を持つ方を支援する Google マップの詳しい音声案内
本日、
「世界視力デー (World Sight Day)」
にちなみ、公開する Google マップの新機能では、目的地まで徒歩で移動中に、より詳細な音声ガイダンスを聞くことができるようになりました。視覚に障害を持つ方に向けて開発をした初めての Google マップの機能です。東京オフィスでビジネスアナリストとして勤務する私が、Google マップのチームと協力してこのプロジェクトに参加し、開発できたことを嬉しく思います。
この機能を活用することにより、私は東京の道を以前より安心して、そして自信を持ってナビゲーションすることができます。正しい道を進んでいるかどうかや、現在地の道路の名称や向かっている方角などを知らせる定期的な音声アナウンスが流れ、大きな道路に近づくと、気をつけて横断するように注意を喚起します。また、誤ってルートを離れてしまった場合、Google マップがルートを変更することを知らせてくれます。
この機能を使うことで、移動に神経を集中させる必要がなくなり、目的地ですることに思いを巡らせることもできます。健常者にとっては特別なことではないかもしれませんが、目が不自由な人や視力の弱い人にとっては、一人でも新しい場所を探索できるようになることを意味します。
すべての人に役立つ Google マップの開発
この Google マップの新機能が、より多くの人々になじみのないルートを歩く自信を与えてくれるよう願っています。すべての人に役立つ機能の開発は、Google のテーマの一つでもあります。
視覚に障害のあるユーザーにとって役立つ機能であることはもちろんですが、できるだけ画面を見ないで移動したい場合にもご活用いただけます。横断歩道やバスのアナウンスなどと同様に、誰もが活用できます。
詳しい音声案内の詳細な音声ガイダンスは、Android と iOS で本日よりご利用いただけます。この機能は、米国 (英語) と日本 (日本語) に対応しています。今後、より多くの言語や国への対応も予定しています。
この機能をオンにするには、Google マップの設定にから 「ナビ」を選択します。リスト下部の 「徒歩のオプション」 の下にある 「詳細な音声ガイダンス」オプションを有効にしてください。
Posted by 杉山若菜, Business Analyst, Online Partnerships Group
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プライバシーとセキュリティをシンプルに
2019年10月10日木曜日
Google は、常に直感的に使え、シンプルで、便利な製品の開発を目指しています。その姿勢はプライバシーやセキュリティにおいても変わりません。データの管理も、レストランの予約や家までの最短ルートを地図で検索するのと同じくらい簡単であるべきです。
Google では
今年上半期
に、設定ページをより分かりやすくした他、Google アプリのシークレットモードに加え、ロケーション履歴、検索などのアクティビティを
自動削除する機能
を公開しました。検索や地図といった Google のコア製品におけるデータ管理方法を統一することで、ユーザーの皆さんにとって親しみやすく、より使いやすいものにしていきたいと考えています。本日はその目標に向けた取り組みについて、進捗とアップデートをご紹介します。
シークレットモードが Google マップにも
2008 年に Chrome で提供を開始した
シークレットモード
は、最も広く利用されているプライバシー管理機能のひとつです。今年はじめには YouTube に、そして新たに Google マップにもシークレットモードが加わります。
Google マップでシークレットモードをオンにすると、検索した場所といった、その端末で行われた Google マップ上でのアクティビティは Google アカウントに保存されず、Google マップをあなた向けに最適化するパーソナリゼーションにも使用されません。シークレットモードを有効にするには、プロフィール写真をタップして開いたメニューから選択するだけです。シークレットモードはいつでもオフにし、通勤に関する情報やレストランのおすすめといった、ユーザー毎に最適化された状態に戻すことができます。Google マップのシークレットモードは、今月から Android 版アプリで提供を開始し、今後 iOS 版でも提供を予定しています。
自動削除を YouTube にも拡大
今年 5 月に、「ロケーション履歴」と「ウェブとアプリのアクティビティ」に自動削除の機能を追加しました。そして、本機能をより多くの製品でお使いいただけるようにすることをお約束していましたが、今回、同機能が
YouTube にも対応
しましたので、ご紹介します。「YouTube の履歴の保存期間」 (「ロケーション履歴」や「ウェブとアプリのアクティビティ」と同様に 3 か月、18 か月、自分で削除するまでの 3 つから選べます) を設定すると、設定した期限より古いデータは自動的に削除されます。
Google アシスタントのプライバシー管理も簡単に
Google アシスタントでのデータ管理を簡単にするための機能も、今後新たに追加します。Google アシスタントに「OK Google, データの管理について教えて」等と話しかけると、データやプライバシーを安全に守る Google の取り組みについて、情報をお返しします。さらに加えて、シンプルな音声コマンドで、プライバシー管理をできる機能も追加します。たとえば、スマートフォンの Google アシスタントに「OK Google, データを消して」等と話しかけることで、「
Google アシスタント アクティビティの削除
」ページが表示されます。これらの機能は、個別に設定する必要はなく、Google アシスタントに話しかけるだけで利用可能で、日本では来月から提供開始を予定しています。
さらなるパスワードのセキュリティ強化
オンラインでプライバシーを保護するためには、堅牢なセキュリティが不可欠であり、そのために Google は世界でも最先端のセキュリティ インフラストラクチャを構築し、ユーザーのデータを安全に管理しています。
「セキュリティ診断」等のツールは、Google アカウントの潜在的なセキュリティ リスクを自動的に検出し、ユーザーが自分のアカウントを安全に保つための対策(たとえば、使っていない古いデバイスやアプリからの Google アカウントへのアクセスを遮断する)を簡単に行えるようにサポートしています。
また、私たちは、Google アカウントの安全だけにとどまらず、広くインターネット上でユーザーを守ることにも注力しています。その中でも、他のオンライン アカウントのパスワードをユーザーが覚えておけるように手助けすることは非常に重要な意味を持っています。日常的に多数のアカウントを持つ状況では、決して好ましくありませんが、複数のサービスで同じパスワードを使ことは珍しくありません。しかし、パスワードを使いまわしているような場合、アカウントの安全性は、もっとも脆弱なサービスに左右されることになります。もしパスワードが一度でも漏洩してしまったら、同じパスワードを利用しているすべてのサービスで、あなたの情報が脅威に晒されることになります。
Google の
パスワード マネージャ
は、あなたが利用する複数のサービスのパスワードを自動的に保護します。今回、同機能の強化を目的に追加した新機能「パスワード チェックアップ」は、保存されているパスワードを分析し、脆弱なパスワードの検出に加え、パスワードの使いまわしや、第三者による漏洩等でパスワード自体が危険な状態になっていないか、をワンクリックで確認します。パスワード チェックアップに関する詳細は、
こちら
をご覧ください。
Google は、この瞬間にも、数十億人のユーザーが使用している製品の改善に常に取り組んでいます。また、Google は、私たちを含め、他社や様々な組織が、プライバシーとセキュリティを基本原理として、新しい製品を開発したり、技術革新に取り組むよう努力しています。今年 5 月には、
Google Safety Engineering Center
を新規開設し、今年中にはプライバシー エンジニアの人数も倍増を予定しています。加えて、
差分プライバシーライブラリ
、
Private Join and Compute
、
Tensorflow Federated
など、技術のオープンソース化も行っており、これらは医療機関や政府から非営利団体まで、あらゆる機関が人々のプライバシーを保護しつつデータから有用なインサイトを得るために活用されています。
テクノロジーの進化に伴い、セキュリティとプライバシーに対する皆さんの期待値も高まります。Google は、そうした期待に十分に応えるべく、今後もセキュリティとプライバシー保護の取り組みに関する進捗をお知らせいたします。
Posted by: Eric Miraglia, Director of Product Management, Privacy and Data Protection Office
Environmental Insights Explorer : インサイトにもとづいた地球温暖化対策を
2019年10月10日木曜日
温室効果ガス( GHG )の排出量を削減することは、気候変動の進行を防ぐために、とても重要です。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、地球温暖化を1.5 ℃以内に抑えるためには、「全世界の人為的な正味二酸化炭素(CO2)排出量は、2030年までに2010年の水準から約45%減少させ、2050年頃に『正味ゼロ』を達成する必要がある」と報告しています。
アジア太平洋地域では、都市のGHG 排出量が高いことがわかっていますが、これが建物の中における活動なのか、車や公共交通なのかなど、排出量を正確に測定することは複雑であり、簡単なことではありません。しかし、この情報がなければ、都市はどのような課題があるか、環境対策がどれだけの効果を持ちうるかも理解することができません。
こういった問題を改善するため、Google では 2018 年 9 月に
Environmental Insights Explorer ( EIE )
という無料のオンラインツールを
公開
しました。このツールを通じて、都市別に、簡単に温室効果ガス排出量のデータなどにアクセスし温暖化対策を計画、実行することが可能です。今回、京都市のデータを EIE に初めて日本の都市として追加しました。
こちら
からご覧いただけます。
京都市からは以下のコメントをいただいています。
「日本で初めて2050年までに二酸化炭素排出量正味ゼロを目指した都市として、また、京都議定書誕生の地として、Environmental Insights Explorer が日本では最初に京都市を導入することを大変光栄に思う。このツールによって、これまで多くの時間や費用をかけて算定・分析していたデータがすぐ活用でき、施策を検討する上で有用であると考えている。
また、二酸化炭素排出量正味ゼロを実現するためには、市民、事業者、NPO、大学・研究機関など、あらゆる主体の参画が不可欠であり、EIE で示された情報の共有やデータの分析も行いつつ、新たな施策を検討し、これまでの延長にとどまらない地球温暖化対策を強く推進していきたい。」
気候変動目標を設定するためのバリアをなくす
排出量データを集め分析するためには、コストと時間がかかります。世界の多くの都市では、毎年複数のデータを集めモデルを作り、分析をするという作業の費用を捻出することも、最新の排出量の全体像がわかるような年次調査に予算をかけることもできない状況です。
EIE では、建物と交通から排出される温室効果ガスの年間排出推定量と、太陽光パネルの導入による 1 年間の温室効果ガス削減予測量を都市ごとに公開しています。今回公開した京都市の排出推定量、削減予測量は下記の通りです。
年間排出推定量 建物 : 8,740,000 tCO2e、交通 : 6,690,000 tCO2e、年間削減予測量 : 1,660,000 tCO2e
より多くのデータによって気候変動に効果的なインパクトを
時間や予算が限られているために、排出インベントリの作成に積極的に取り組めない都市にとって、今後 EIE で公開していく温室効果ガス排出推定量や削減予測量といったデータが参考になればと考えています。データの公開を希望する自治体は
こちら
からご連絡ください。
温室効果ガス排出推定量のデータを提供することは、気候変動問題を解決するための一つのピースに過ぎません。ただ、EIE がもたらす「インサイト」が、各都市やその住民のみなさんが次のステップを考えるために役立つことを期待しています。
Posted by Google Earth Outreach プログラムマネージャー、松岡朝美
Jacquard by Google でよりスマートなワードローブを
2019年10月8日火曜日
コンピューティングの急速な進化に伴い、コンピューターは限られた場所でしか使えないものから、誰もが持てるもの、そして手のひらに収まるサイズへと、わずか 1 世代で小型化しました。そして、クラウドや AI の登場により、コンピューティングはさらなる進化の節目に到達しています。デジタル エクスペリエンスを、特定の目的のために作られたデバイスを通じてではなく周囲にある日常使いのものを通じて可能にする技術を、私たちは「アンビエント コンピューティング」と呼んでいます。
この「アンビエント コンピューティング」こそが、Google Jacquard を支える
ビジョン
です。私たちは、日常の動作を通じて、誰もが必要なデジタル機能に簡単にアクセスできるようにしたいと考えています。これをお気に入りの上着、バック、靴などに組み込むことで、本来の目的に忠実でありながらも、より便利に使える製品を作ることができます。
Jacquard プラットフォームの中心的な役割を果たしているのは、チューインガム 1 枚以下の大きさで最大 2 週間のバッテリー寿命を持つ、新しい Jacquard Tag です。これにより、 Jacquard テクノロジーがすっきりとコネクテッド製品に馴染みます。新たにデザインした Jacquard アプリに接続し、Jacquard 対応ワードローブをパーソナライズしてみましょう。
音楽の操作、ナビゲーション、
Always Together
、アラートなど、コネクテッド製品からアクセスできる
機能は増え
続けており、9 月の Jacquard アップデートでは、カメラ機能とカスタマイズ可能な Google アシスタント機能を新たに追加しました。「今日はどんな日」を使用すると、交通情報、天気、ニュースなどの最新情報を確認できます。また、「アシスタントに聞く」を使えば、自分だけの Jacquard 機能を作ることができます。これにより、スマートホームのコントロールから、出かける前の交通情報の確認まで簡単なジェスチャーで簡単にこなせるようになります。
Jacquard を通じて毎日使う衣服や製品にデジタルライフを拡張したいと考えています。私たちは、身近なものより便利にするための材料としてテクノロジーを捉えており、製品をガジェットに変えるのではなく、Jacquard を簡単に実装できるようにしました。そして、Jacquard プラットフォームは、まだ始まったばかりです。今後の展開にもご期待ください。
Posted by Ivan Poupyrev, Director of Engineering, Google ATAP
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シンプルで安全な Chromebook がより使いやすく
2019年10月1日火曜日
Chromebook
は、Chrome OS を搭載し、シンプルに、軽快に、安全にお使いいただけるパソコンです。家族で共有する一台、もしくは仕事の後に自宅でリラックスして楽しむための一台など、あらゆるニーズを満たすサイズや機能の Chromebook が
Acer
、
ASUS
、
HP
および
Lenovo
より提供されています。
本日より、世界に先駆け日本にて
HP Chromebook x360 12b
( 日本語キーボード) の予約販売が開始されました。
いつでも同期
Google アカウントにログインするだけで、お使いのすべての端末で開いたタブ、ブックマーク、パスワードなどを同期し、どこでもどの端末でも同じ環境で操作できます。
最新の Chrome 機能に自動アップデート
Chrome OS は 数週間ごとに自動更新され、セキュリティアップデートや
新しい機能
が随時追加されています。常にもっとも速く快適な Chrome OS をご利用いただけます。
お気に入りのアプリをダウンロード
Google Play ストアにアクセスし、仕事や遊びでお使いのアプリを Chromebook にダウンロードできます。大画面でお気に入りの映画を楽しんだり、ゲームをプレイをしたり、G Suite や
Office ファイル
で効率よくタスクをこなすこともできます。
長持ちバッテリー
電源コードを持ち運ぶことなく、すべての Chromebook で平均 8 時間稼働します。
安心のウィルス対策機能
Chromebook は自動でセキュリティアップデートを行います。また Chromebook を開いた瞬間から、いくつものセキュリティ層で保護し、マルウェア、ウイルス、偶発的な事故を防ぎます。 Chrome OS は「サンドボックス化」のプロセスにより、開いたタブはすべて Chromebook の重要な機能から分離されます。1 つのタブでマルウェアに感染したページが表示されたとしても、端末全体を攻撃することはできません。
お子様と家族に合った使い方を設定
ファミリーリンク
アプリは、使用制限時間を設定したり、子供がダウンロードするアプリを管理するなど、お子様が Chromebook を使う際のデジタルの基本ルールを設定するのに役立ちます。
インターネットにつながらなくても大丈夫
Chromebook では、Wi-Fi がなくてもアプリや
Google ドキュメント
などをオフラインで利用できます。
音声で簡単に操作
Chromebook が日本語の
Google アシスタント
にも対応しました。作業に集中しているときも、 手を動かさず「OK Google, タイマーを 10 分に設定して」と話しかけるだけで、簡単に時間の管理ができます。この機能は、9 月から一部提供を開始し、順次お使いいただけるようになります。
Chromebook の各機種は、
Amazon
、
Chromebook.com
および
Acer
、
ASUS
、
HP
、
Lenovo
のウェブサイトでご覧いただけます。また本日より、全国の
ビックカメラ
の 31 店舗にて、さまざまな機種をお試しいただける Chromebook 体験コーナーがオープンします。この機会に、ぜひ Chromebook をお試しください。
Posted by Chromebook 日本チーム
Google アシスタントのプライバシー保護に関する取り組み
2019年10月1日火曜日
私たちは、データがどのように、そしてなぜ使われているかを簡単に分かるようにすることで、ユーザーの皆さんが自身にあった選択ができることが重要だと考えています。最近、各種言語の音声認識に関連する技術を改善するために、言語の専門家が Google アシスタントの音声データを聴き、文字起こしを行っていることに対して
懸念の声
を頂きました。データの利用方法を分かりやすくお伝えする努力が至らなかったことをお詫びいたします。
皆さまからのご意見を頂いた直後、Google は調査のために人力によるレビューの実施を世界全体で中断し、システムと管理の包括的な見直しを行いました。そこで今日は、音声の録音の仕組みと、改善についてご案内致します。
初期設定では、音声データは保存されません
Google では、初期の標準設定においてユーザーの音声データを保持しません。これは当初から変わらない設定であり、今後も変更の予定はありません。初期の標準設定のままでも、Google アシスタントを日々の生活のサポート役として利用し、Voice Match などの便利な機能にアクセスすることができます。
音声データを保存するには、Google アシスタントのセットアップ時に「音声アクティビティ」の設定を有効(オプトイン)にする必要があります。オプトインすることで、Google アシスタントが時間とともに音声を認識しやすくなるほか、少量の音声データのサンプルを使ってより多くの言語やアクセントを学習できるようになるため、 Google アシスタントの改善に役立つだけでなく、すべてのユーザーにより良い体験を提供できるようになります。ユーザーはいつでも Google アシスタントの過去の音声アクティビティを確認し、削除することができます。
音声の設定を更新
ユーザーが「音声アクティビティ」を有効に設定すると、人間のレビュー担当者が音声認識の改善に役立てるため、ユーザーの音声の断片データを聞く可能性があることを明示するよう、音声に関する設定を更新します。既に Google アシスタントをご利用いただいている場合は、人によるレビュープロセスの再開前に、既存の「音声アクティビティ」設定を確認するオプションが表示されます。ユーザーが音声アクティビティの設定を再確認し有効にするまで、ユーザーの音声データは人によるレビュープロセスには含まれません。
文字に変換するプロセスでのプライバシー保護をさらに強化
人によるレビュー プロセスにおいて、データを保護するために、下記のような予防措置を講じています。まず、音声の断片データと、ユーザーアカウントが紐付けられることは決してありません。そして、言語の専門家がアクセスできるのは、音声アクティビティをオンに設定しているユーザーのクエリのわずか一部(全ての音声の断片データの約 0.2%)です。今後 Google は、人によるレビュープロセスにおいても、プライバシー保護を強化し、これまで以上に堅牢なセキュリティ保護を追加します。
より多くの音声データを自動削除の対象に
ある音を「OK Google」と聞き間違えるなど、Google アシスタントが意図せずアクティベートしたような場合はこれまでにも音声データは直ちに削除されてきました。Google では、音声の検出精度を向上することが重要だと認識しています。意図しないアクティベーションをより正確に識別し、さらに、それらを人によるレビュープロセスから除外する対策の導入を含め、今後もこの分野に注力していきます。また、Google アシスタント搭載機器が「OK Google」に反応する感度を調整する方法をまもなく追加します。これにより、意図しないアクティベーションを減らせるようになるほか、要望に応じて騒がしい環境でも音声をより検出できるようになります。
Google は、保存するデータの最小化に取り組んでおり、この原則を Google アシスタントにも適用します。製品ポリシーを更新し、保存する音声データ量を大幅に削減します。また、既に音声アクティビティを有効にしているユーザーにおいては、アカウントに紐付けられた数カ月前より古いの音声データの大部分を近日中に自動的に削除します。この新しいポリシーは、年内の適用開始を予定しています。
Google は、ユーザーのみなさんが自身のデータを管理でき、データを安全に保つことに常に注力しています。ユーザーが自分にあった最適な設定を見つけられるよう、Google の設定の仕組みについて今後も透明性を保つことをお約束します。ご自身の現在の設定の確認や、利用可能な設定の詳細については、「
Google アシスタントでのデータ
」ページをご覧ください。
Posted by Google アシスタント チーム
Grow with Google:日本全国 47 都道府県で観光事業者向けにデジタルトレーニングを実施します
2019年9月30日月曜日
Google では、今年 4 月に無料のデジタルスキルトレーニングを提供する
Grow with Google
というプロジェクトを立ち上げました。これまでに、Grow with Google パートナーの企業、団体、個人のみなさまを通じて、東京都・大阪府・愛知県・埼玉県・神奈川県・宮城県など各地で、デジタルマーケティングや働き方を中心としたトレーニングを実施しており、また、7 月からは、福岡と北海道において、地元金融機関と協力し、デジタルワークショップと呼ばれる Google 主催のトレーニングも開催しています。
そして、この度、Grow with Google では、観光事業者の皆さまを対象とし、観光事業に携わる方が必要とするデジタルスキルに特化した特別プログラムの提供を開始します。各地域ごとに観光事業に携わる地域事業者と繋がりのある企業・団体を Grow with Google パートナーとして迎え入れ、ともに協力しながら、全国 47 都道府県においてデジタルスキルトレーニングを提供していきます。
2019 年、訪日外国人客数は毎月 250 万人を超えており、来年に向けてさらなる増加が見込まれています。これにより、地域・地方創生の大きな柱である観光業は大きな成長が見込まれていますが、ビジネス機会の最大化に向けては、来訪客に関するデータの収集・分析が不十分であったり、効果的なブランディングやプロモーションができていないという課題も存在しています。また、旅行先の決定や情報収集の手段としてインターネットを活用する外国人旅行客が増え、デジタルを活用した情報発信の重要性が高まっている中、観光業に携わる方は必ずしもデジタルを十分に活用できておらず、課題を感じていることもわかっています⁴。
Google では、このような課題感を捉え、観光事業に携わる方に特化したデジタルスキルトレーニングを提供することで、地域ビジネスの国内外への情報発信や、訪日外国人観光客との円滑なコミュニケーションを後押しします。具体的なトレーニングのコンテンツとしては、Google 翻訳を活用した外国人観光客とのコミュニケーション方法、Google マイビジネスを活用したビジネスの情報発信、Google 広告を活用した集客方法、などを提供いたします。これらのトレーニングコンテンツは、
Grow with Google サイト
内の「いますぐはじめる観光のデジタル化」ページからオンラインで受講することも可能です。
初回は、10 月29 日に沖縄県で開催します。さらに、沖縄観光コンベンションビューローが
Grow with Google のパートナー
として開催する
セミナー
も 11 月から開始される予定です。また、その他の都市での開催についても、情報は随時 Grow with Google
サイト内
にアップデートしますので、こちらからお申し込みください。
テクノロジーの力で日本各地の魅力を世界に発信するために、Google はこれからも尽力してまいります。
¹ 飲食業、宿泊業、旅行業代理店など
² 出典:
日本政府観光局
³ 観光庁・
観光や宿泊業を取り巻く現状及び課題等について
・平成31年
⁴ マクロミル調査、2019 年 9 月
Posted by Grow with Google チーム
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日本語の Google アシスタントに新しい “声” が加わります
2019年9月19日木曜日
Google アシスタントは、言語によって “声” を選択してパーソナライズすることができることをご存知ですか? Google アシスタントは、 2017 年に 8 言語に対応していましたが、現在 では 30 言語以上にまで増えました。Google では、より多くの対応言語において新しい音声を追加できるよう、開発に取り組んでいます。
日本語を含めた 9 つの言語向けに新しい “声” が加わります。対象となる言語は、日本語、ドイツ語、フランス語、オランダ語、ノルウェー語、イタリア語、韓国語、イギリス英語、インド英語です。なお、米国では既に 11 種類の英語の音声を使用できます。今週から順次利用できるようになる新しい音声では、DeepMind の最先端テクノロジー
WaveNet
が使われており、聴き取りやすい自然なトーンとイントネーションでアシスタントとの会話を楽しむことができます。
アシスタントの音声を変更するには、Google アシスタント アプリの [設定] 画面から、[アシスタントの音声] を選択します。ユーザーは、性別ではなく色分けで表示された音声から、自分のお気に入りの “声” を選ぶことができます。
今回新しく音声が追加された対象言語を利用しているユーザーがはじめて Google アシスタントをセットアップする際は、「赤」または「オレンジ」のいずれかの音声がランダムに設定されるようになります。
これまでとは違う Google アシスタントの声を選ぶことで、また違った発見があるかもしれません。ぜひお試しください。
Posted by Google アシスタント チーム
より安全なインターネットのために
2019年9月19日木曜日
私は、昨年 Google の一員となり、現在、Trust & Safety チームを統括しています。聞き慣れない部署名ですが、Gmail から Google マップまでの様々な製品において、ユーザー保護や安全性の向上を目指しています。
私たちのプラットフォーム上で、表現の自由を尊重しながら、どのようなコンテンツを許容するかを決めるのは、大きな責任を伴う作業であり、決して容易なものではありません。議論が分かれるようなコンテンツも含めて一貫した対応を可能にする規則を定め、適切なバランスで多様な視点を尊重し、蔑ろにされる声に発言の場を提供するだけでなく、プラットフォームが悪質なコンテンツに対処できるよう、考え抜かれたポリシーを策定することに他なりません。そして、多くの場合、先に述べたような事案に関連する価値観は緊張状態の中にあり、時として私たちが下す判断が批判や議論の的となることもあるでしょう。私たちは、果たさねばならないその責任の重さと影響力を、強くしっかりと認識しています。
Trust & Safety チームは、親戚が誘拐されたので送金してほしいといった詐欺から、ネット上にアップロードされた児童の性的虐待コンテンツといった醜悪なものまで、広範なオンライン上の悪質な行為に対応しています。 そして、Google の製品においては、ウェブ上の情報とユーザーをつなぐような「検索」から、「 Google フォト」のようなデータ ホスティングの要素を含むものまで、多岐に渡る製品がその対応の範疇に含まれています。そして、業務の遂行及びポリシーの策定において、この製品毎に異なる "変数” を理解することは、極めて重要な要素であるといっても過言ではありません。そのために、Trust & Safety チームには、製品スペシャリスト、エンジニア、弁護士、データ サイエンティスト、元法務執行官の経歴を持つような多様なバックグランドや知見を持つメンバーが在籍しており、日々、世界中のオンライン セーフティの専門家ネットワークや領域毎の専門家たちと協力しながら、インターネットの安全性向上に尽力しています。
Trust & Safety チームは、業務における正確さと大規模なオペレーションを可能にするという 2 点を目標に掲げています。そのために、「人」と「技術」が連携して業務に当たっており、そのどちらに対しても投資を惜しみません。私たちは、Google のプラットフォーム上にある問題のあるコンテンツの検出にスマート テクノロジーを活用しています。その活用頻度は増加しており、成果も上がっています。たとえば、ネット上の暴力的過激主義に関するコンテンツは、以前はユーザーからの報告に依存する形でこうしたコンテンツを特定していましたが、最近では Google のサービスから削除するコンテンツのほとんどは、まず機械により特定されています。特定されたコンテンツは、言語やその分野の専門家によって迅速かつ正確にレビューされた後、削除されます。また、NGO、他の IT 企業、そして欧州刑事警察機構といった政府のインターネット照会担当部門(Internet Referral Units)と協力するシステムを構築し、これらの機関が Google に対し問題がある可能性を孕むコンテンツをいち早く知らせられるようにしました。
それ以外の、例えばヘイトスピーチのような問題に対処するには、全く別のアプローチが必要です。私たちは、欧州委員会が掲げる
ヘイトスピーチに関する行動指針
に準拠し、ネット上の憎悪を煽るコンテンツへの対処において、確固たる成果を上げていることを誇りに思っています。EU 圏内においては、各言語圏の状況を熟知している専門家で構成した専任チームを発足し、コンテンツ確認のスピードと正確性の改善に取組みました。しかしながら、すべての課題が解決したわけではありません。何がヘイト スピーチと見なされるかは国によって異なり、使われる言葉やスラングもまた然りです。自動検出の技術を用いて成果を上げるためには時間がかかりますが、私たちは、常にベストな人材と技術を持って、引き続きこの問題に立ち向かって行きます。
成果の一部をご紹介しましょう。2017 年の一年間に、ポリシーに違反した
広告を 32 億件削除
したほか、ユーザーを騙してマルウェアを含むサイトへ誘導する広告も 7,900 万件ブロックしました。
2018 年 7 月~ 9 月の 3 ヶ月間
には、ポリシーに違反した YouTube の動画 700 万件、コメントを 2 億 2,400 万件削除しました。Google ドライブ、Google フォト、Blogger といった他の様々なサービスにおいても、去年だけで 3 万 8,000 件のヘイトスピーチと 16 万件の暴力的過激性が示唆されるコンテンツを削除しました。さらに、検索結果から露骨な表現のコンテンツを避けるのに役立つ
セーフサーチ
などのツールにも対応しています。
しかしながら、インターネットの安全を守るという仕事は、これまでに述べたような政府機関や専門家、IT 企業、NGO といったパートナーの皆さんの協力なくしては成り立ちません。そして、ポリシーも、周囲の声に耳を傾け、専門家の意見と取り入れながら、常に変化し続けていかねばなりません。今後も、Google は改善できることについて、さらに透明性を高め、説明責任を果たし、そして、率直な姿勢で臨みます。今後、さらに多くの課題に直面するでしょう。私たちはそれに対し、持てるすべての資源を投入し、Google がすべきことを全うします。技術と人の力であらゆる手を尽くし、オンライン上の様々な試練を乗り越え、インターネットの安全のために、尽力して参ります。
編集者注記:クリスティ カネガロ は米国政府職員として勤務した経験を持ち、ブッシュ元大統領とオバマ元大統領の下でさまざまな国家安全保障・国内政策に関わる職務を担当。オバマ元大統領の下ではその首席補佐官代理を務めました。
Posted by
Kristie Canegallo, VP of Trust & Safety, Google
Flavors of Japan - 奥深き日本の食文化を召し上がれ
2019年9月10日火曜日
世界中の人々から愛され、その心(と胃袋)をしっかりと掴んで話さない日本食。その奥深く、豊かな世界を紹介する「
Flavors of Japan - 奥深き日本の食文化を召し上がれ
」を本日、初公開します。
Google Arts and Culture の「
Flavors of Japan - 奥深き日本の食文化を召し上がれ
」は、農林水産省をはじめとする
20 のパートナー団体・企業
と協力の元、実現した取り組みです。 3,000 以上の高解像度の画像や動画、さらにストリートビューを用い、100 を超えるオンライン展示が日本語と英語でお楽しみいただけます。
「食」はある国の文化や習慣、歴史、伝統、現在そして未来までもを知る上で、様々な役割を果たしています。Flavors of Japan では、
そば
や
うどん
といった身近な日本食がどのようにして生まれたのか、その歴史や背景を学んだり、精進料理に込められたメッセージ(
それぞれの器に盛られた料理毎に意味
があり、参詣の道案内や修行の名所、拝所を表しています)や、宇宙での「
地産地消
」を目指す JAXA 主導の未来の食の姿に触れることができます。さらに
浮世絵
や
漫画
に描かれた食のシーンから、食事が果たしてきた役割を再考したり、日本の台所として知られる
大阪の屋台
を巡ったり、また、300 軒もの飲み屋が軒を連ね、何世代にも渡って文化や芸術を育んできた
ゴールデン街
を探索したりできます。お腹が空いてきたでしょう?
日本食の世界を探検するには、Google Arts and Culture のサイトにアクセスするか、Google Arts & Culture アプリ (
Android
/
iOS
) をダウンロードしてください。お腹いっぱいになるまで、日本食の世界を ”召し上がれ” 。
Posted by エリザベス カロット, プログラム マネージャー
Android 10 でできる 10 のこと
2019年9月4日水曜日
本日より、Android 10 の提供を開始しました。
Android 10 は、5G や折りたたみスマートフォンといった最新のテクノロジーに対応し、オンデバイスの機械学習によって日常生活を便利にする機能を搭載しています。また、プライバシーやセキュリティに関する 50 の新機能と変更を加え、データの保護、透明性、および制御を強化します。また、あらゆる能力の人々に役立ち、テクノロジーとの適切なバランスを見つけられるよう新しい機能を備えました。
Android 10 の新機能で、知っておきたい 10 のことをご紹介します。
イノベーションで、もっとシンプルに、スマートに、役に立つ
1.スマート リプライ の新しい機能として、通知から次のアクションへの移行がスムーズにできるようになります。たとえばある場所の住所や YouTube 動画をメッセージで受け取ると、コピーペーストすることなく、住所を Google マップで開いたり、YouTube 動画を開くことができます。この機能は、すべてのメッセージ アプリで利用できます。
2.スマートフォン全体、または Chrome、Google フォト、Google カレンダーなどのアプリごとで、ダークテーマに設定できます。
ダークテーマ
は目に優しく、バッテリー消費を抑えます。
3.[システムナビゲーション] 設定から新しいジェスチャー ナビゲーションを有効にすると、画面全体を最大限に活用できます。簡単なスワイプで、戻る、ホームスクリーンの表示、タスクの切り替えをスムーズに行うことができます。
4.
自動字幕起こし( Live Caption )
を使うと、動画、ポッドキャスト、音声メッセージ等の音声の字幕が自動的に表示されるようになります。タップするだけですべてのアプリで使うことができ、自分で録音した音声にも活用できます。この機能は、まず英語のみの対応となり、Google Pixel 端末にて秋頃からお使いいただける予定です。
新しいプライバシーとセキュリティ管理機能
5.設定により、アプリを使用している間のみ位置データを共有することができるようになります。また、使用していないアプリが位置情報にアクセスしている場合には通知が表示され、位置情報の共有を継続するかどうかを判断しやすくなります。
6.新しくなったプライバシー設定では、ウェブやアプリのアクティビティや広告設定など、大切な設定を 1 か所で管理することができます。
7.Google Play ストアからも、Android のセキュリティとプライバシー関連の修正をアップデートできるようになります。これにより一部のアップデートをより早く提供出来るようになります。
あなたと家族にテクノロジーとの最適なバランスを
8.Android 10 では、通知を表示する場所とタイミングをより詳細に設定できます。通知を [サイレント] にして通知音やロック画面の表示をオフにすることで、必要な時にだけ通知を受け取ることができます。
9.Android 9 または 10 を搭載する端末で、ダウンロードすることなく [Digital Wellbeing]の設定画面から
ファミリーリンク
を利用できるようになります。この機能を使うことで、お子様の端末における、毎日の利用時間の上限や、おやすみ時間の設定、特定のアプリの利用時間の管理などの基本的なルールを設定できます。また、お子様がデバイスにインストールするアプリを承認したり、使用状況も確認できます。
10. 邪魔されることなく集中したい時のため、Digital Wellbeing の機能 に
フォーカスモード
を追加しました。メールやニュースアプリなど注意をそがれると思うアプリを選択することで、フォーカスモードを解除するまで選択したアプリの通知が届かないようにします。
ベータ版
へサインアップすることで、ご利用いただけます。
他にも、仕事用と個人用でキーボードを使い分けられる新しい
エンタープライズ機能
や、ウェブ利用の時間を管理するのに役立つ特定ウェブサイト用のアプリタイマー、
多様性を尊重した絵文字
、補聴器に直接オーディオストリーミングが可能な機能など、さまざまな新機能を搭載しています。
Android 10 は、本日より Google Pixel スマートフォンでご利用いただけるほか、多くの Android 端末に向けて標準 OS またはアップグレードとして展開がはじまります。詳細については、
android.com/10
をご覧ください。
Posted by Dave Burke VP of Engineering
Android のブランドが ”カラフルに” 新しくなります
2019年8月23日金曜日
この 10 年、 Android は、オープンプラットフォームとして製造メーカーやデベロッパーが開発したデバイスやアプリを世界中のユーザーに届けるコミュニティを創出してきました。利用はスマートフォンやタブレットにとどまらず、自動車、スマートウォッチ、テレビなどあらゆるデバイスへと拡大し、今では、アクティブ デバイス数は世界で 25 億以上に達しています。
あらゆるユーザーに向けて Android を開発していくにあたり、 Android のブランドは、多様性を尊重し使いやすいものであるべきだと考えています。
Android Q は Android 10 へ
Android リリースのバージョン名を変更します。Google のエンジニアチームは、これまで各バージョンのコードネームに、美味しいお菓子やデザートの名前をアルファベット順につけてきました。この伝統は、社内だけではなくリリース名としても一般に公開され、毎年の OS リリースの楽しみとなってきた一方で、世界のユーザーやコミュニティにとっては、必ずしもわかりやすいものではないというフィードバックも頂いていました。
たとえば、アルファベットを主要言語として使わない地域では、Android Lollipop が OS バージョンとして KitKat よりも前なのか後なのか、直感的に分かりづらいといった声もあれば、たとえばパイは、地域によってはデザートではなかったり、甘くて美味しいマシュマロでも国によっては馴染みのないお菓子であることもあります。このルールに慣れていない新しい Android ユーザーは、自分のスマートフォンの OS が最新バージョンなのかを把握することが困難でした。
世界中で使われているオペレーティングシステムとして、リリースの名称をわかりやすく、すべてのユーザーにとって親しみやすいものにするために、Android の次のリリースは、 Android 10 と呼ぶことにしました。"Q" のつくお菓子はたくさんあって悩みましたし、後ろ髪を引かれる思いですが、バージョン 10 そして 25億台のデバイスというこの節目に変更を決めました。
Android ブランドの新デザイン
Android ブランドは、その歴史とともに進化してきました。ロゴとブランドカラーを更新した 2014 年に続き、今年は、時代にあったよりモダンでアクセシブルなデザインを導入します。
Android ロゴのデザインは、コミュニティに広く認知されている Android ロボットに着想を得たものです。このロボットは、コミュニティの中心的存在として、長年にわたって Android の楽しさと好奇心を象徴してきました。そして今回、このロボットは Android ロゴの中に特別な場所を見つけました。
ロゴの色も緑から黒へと新しくなります。ちょっとした変更ですが、これまでのロゴに使われていた緑色は、特に色覚障害のある方にとって見えづらい色で、読みづらい背景色と組み合わせて使われることが多かったため、今回はロゴと組合わせて使う色のセットも用意し、色のコントラストも改善しました。
Android の次の進化は
数週間以内に提供開始を予定している Android 10 の最新リリースより、本日発表した新しいロゴを正式に使用します。これまで長年にわたって Android を支え、インスピレーションを与え続けてくれた Android コミュニティに改めて感謝いたします。今後のさらなる発展に向け、これからも Android をよろしくお願いします。
Posted by
Sameer Samat,
VP of Product Management, Android
Google マップ : どのように世界の地図を作っているか
2019年8月14日水曜日
世界は美しく、乱雑で、変化し続けています。常に新しい道路が作られ、ビルが建設され、新しいお店などがオープンしています。Google マップチームの役割は、進化を続けるこの世界を正確にモデル化して、デジタルマップに反映させることです。どのようにして、これを実現する地図を作っているのかという質問をよくいただきます。その答えは、多くの異なる手順、そして人、テクニック、テクノロジーの最適な組み合わせです。
10 億人以上の利用者がいる Google マップがどのように作られているか。これから数か月をかけて、いくつかの記事に分けて詳しくご紹介します。今回はまず、基本の概要から見てみましょう。
すべては画像から始まります
世界のどこに何があるのかを特定するために、ストリートビューと衛星画像は長年に渡って重要な役割を果たしてきました。地域の道路、建物、住所、企業の場所に加え、道路の制限速度や建物名など、その他の重要な情報を画像から得ることができます。ストリートビューは、南極大陸からキリマンジャロ山頂まで、人々が世界中を探索できるようにするため 2007 年に誕生しました。以来 12 年間、Google のストリートビュー カーやトレッカーは、世界 87 か国で 1,700 億枚以上の画像を撮影してきました。より高解像度のセンサーと大口径のレンズを備えた
最新のトレッカー
により、撮影される画像の品質は大幅に向上しています。
そしてデータを追加します
信頼性の高いデータは、マップには欠かせません。世界 1,000 以上の第三者機関からのデータを活用しています。例えば、アメリカ地質調査所 (USGS) やメキシコ国立統計地理情報院 (INEGI) など、国全体の情報が提供されている例もありますが、地方自治体、非政府組織、宅地開発事業者など、より小さな地域固有の組織によるものもあります。Google は、すべての信頼できるデータソースをさらに慎重に検証し、最も正確かつ最新のデータを入手する努力をしています。最近では、地方自治体が地域の新しい道路や住所に関する情報を Google マップにアップロードしやすくするため、
新しいツール
も導入しました。
Google のデータパートナーのひとつ、メキシコ国立統計地理情報院から提供される道路の概要
人間の力
地図を作る上でデータと画像は重要な要素ですが、それらは静的な情報なため、世界が変化するスピードについていけないこともあります。そこで 3 つめの要素、すべての情報を結びつける人間の力が必要になります。ストリートビュー画像の収集、信頼できるデータソースの検証、不正確な地図の修正、機械学習モデルのトレーニングなど、マップを作るためのあらゆる業務に、世界中のチームが関わっています。(詳しくは後述)
加えて、
ローカルガイド
や、
Google マップ
の [ フィードバックの送信 ] ボタンから地図の修正を依頼できるようにすることで Google マップユーザーのコミュニティの力も活用しています。Google マップ チームは、寄せられる情報を検証し、それらが実際の道路、企業、住所に一致するという確信を得られれば、Google マップ上に公開します。
Google のデータオペレーション担当者が作業を行う様子
機械学習によるスピードアップ
画像、信頼できるデータ、そして人間の力は、現在の Google マップへと導いてきましたが、Google はもっと多くの人がマップを便利に使えるよう、進化の速度を早めたいと考えています。そこで、マッピングの速度を上げるために、機械学習を活用しています。機械学習により、情報の正確性を高い水準で維持しながら、マッピングプロセスを自動化することができます。
例として、建物の輪郭をマッピングする方法を見てみましょう。以前は、画像の一部が建物であるかどうかを推測するアルゴリズムによって、私たちが「あいまいな建物」と呼ぶ、地図上に描いても実際の建物には見えない不定形の形が存在しました。これは私たちにとって悩みの種でした。建物はランドマークであり、地図を見たときに今いる場所がどこかを知るための重要な要素だからです。この問題を解決するために、データオペレーションチームと共に一般的な建物の輪郭を手動でトレースし、次にこの情報を使って、どの輪郭や形状が建物を表しているか特定できるように機械学習アルゴリズムをトレーニングしました。このテクニックが効果を発揮し、過去 10 年間でマッピングした建物の数をわずか 1 年でマッピングできるようになりました。
「あいまいな建物」の輪郭
建物のポリゴン形状がマップに正確に描画された様子
Google は長期的な視点でマップに取り組んでいます
マップは地域の成長を助ける重要な要素だと考えています。人々をつなげ、新しいお店やレストランを見つけられるようにし、人々が物事を進める手助けをしています。現在までに 220 以上の国や地域でマップを作り、提供していますが、私たちの仕事はまだ終わっていません。地域ごとにニーズは異なり、独自の課題があります。
次回は、マップの大切な要素のひとつである画像がどのように構成されているかを詳しく解説します。
Posted by Andrew Lookingbill, Director of Engineering, Google Maps
Ethan Russell, Director of Product, Google Maps
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Project Sunroof で自宅の太陽光発電量を見てみましょう
2019年8月5日月曜日
太陽光は低炭素かつ豊富な電力資源で、Google は、およそ 10 年前にカリフォルニア州マウンテンビュー市の本社に、当時の企業としては最大規模の 1.6 メガワットの太陽光発電パネルを導入するほど、早い時期からその可能性を感じていました。その長期にわたる
持続可能性
への関心に加え、太陽光発電量の予測に関する精度の高い情報を活用し、2015 年に Project Sunroof をアメリカで提供開始しました。そして、本日より、
Project Sunroof
の情報を日本でもご覧いただけるようになりました。
Project Sunroof とはGoogle Earth のマッピング技術や機械学習などを活用し、各住宅の屋根が太陽光パネルの導入に適しているか、また、導入した場合どれくらいの電気代を節約できるのかなどをシュミレーションするサービスです。
Project Sunroof を可能にする技術
太陽光発電量を予測するのは簡単なことではありませんが、テクノロジーがその手助けをしてくれます。すべては航空写真からはじまります。まず、航空写真を使って
3D マップを作成
します。その後、緑ではない一定の高さのもの(緑のものは木の可能性が高いのです!)を屋根として抽出し、これを教師データとして機械学習モデルを作ります。
次に、太陽光です。標準気象年データを元に、屋根の 1 ピクセルごとの年間の直接太陽光と間接太陽光の日射量を、影を作り出す周囲の木や建物も考慮しながら 365 日毎時分計算し、算出しています。
最後に、それぞれの屋根に設置できる太陽光パネルの数を見積もります。設置場所についても、できるだけ効率よく発電ができるよう太陽が当たりやすい場所からはじめます。
パネル数と年間の日射量によって、それぞれの屋根の太陽光発電量がわかります。
日本でも公開
本日より、Project Sunroof の技術を活用し、
東京電力ベンチャーズ
が新しい太陽光発電シミュレーションサービス、
サンクル
の提供を開始しました。サンクルでは、 各住宅が太陽光発電システムに適しているかどうかを検討いただくため、どのくらいの二酸化炭素削減ができるのか、電気代を節約できるのかなどといった情報を提供しています。
Posted by Google Earth Outreach プログラムマネージャー、松岡朝美
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Google AI for Japan: AI 人材の育成と技術活用促進を目指して
2019年7月10日水曜日
医師による疾患の早期発見を助けたり、障害のある方を支援したり、また、災害復旧支援など社会のために、AI 活用が有効な事例が増えています。たとえば、
国立がん研究センター東病院
は、がんゲノム医療(プレシジョン・メディシン)におけるゲノム解析プロセス短縮を目指した AI モデル開発の研究をされています。同モデルは、病理画像を用いて遺伝子異変を推測するもので、今春には
9 割を超える精度
を達成されました。
私たちは、日本が社会的に困難な問題に立ち向かい、様々な課題の解決に挑戦する上で、AI という技術が貢献できる可能性は無限に広がっていると考えています。そこで本日、Google は「Google AI for Japan」を発表します。この新しいプログラムは、次世代の AI 人材育成を支援するとともに、ビジネスや社会課題解決に向けた AI 活用促進、さらに国内の AI 研究への貢献を目的としています。
日本の次世代 AI 人材の育成を支援
まず、もっとも重要な取り組みとして、次世代の AI 人材育成支援を目的に、研究助成金をはじめ、フェローシップ・インターンシップ プログラム、さらに教材・ツールを提供します。今回、 AI 研究を推進されている 6 名の研究者を対象に、それぞれ 5 万米ドル(500 万円相当)の助成金を提供します。今回、受賞される研究者の皆様は以下の通りです(五十音順)。
国立情報学研究所 国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授 山岸 順一 様 「頑健かつ汎用的なニューラルソースフィルタモデルの研究」
京都大学 情報学研究科 教授 河原 達也 様 「意図のモデル化を用いた End-to-End 音声言語理解と対話生成 」
東京工業大学 科学技術創成研究院 教授 奥村 学 様 「単一文書要約としての文脈アウェア文圧縮」
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授 杉山 将 様 「限られた情報からの機械学習」
東北大学 大学院情報科学研究科 システム情報科学専攻 教授 乾 健太郎 様 「知識ベースとしての言語モデル:知識の表現・獲得・検索・推論の統合に向けて」
奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 教授 中村 哲 様 「視覚聴覚情報を統合するマルチモーダルスピーチチェーンの研究」
上記に加え、Google では、東京大学で情報科学を学ぶ学生に向けた AI の授業を支援している他、東京オフィスで Google の AI 研究者やエンジニアと共に研究するフェローシップやインターンシップ プログラムを展開しています。さらに、開発者の皆さんを対象に、機械学習の初心者からエキスパートまで幅広いトレーニングも提供しています。これらのトレーニング プログラムは大変ご好評をいただいており、たとえば、機械学習のトレーニングを無料で提供する「
ML Study Jams
」には、2019 年だけで 4,800 人を超える日本の開発者が参加しました。また、機械学習に特化したイベント「
Google Developers ML Summit
」にも全国から多くの開発者が参加しており、
明日開催を予定している ML Summit
にも 600 人以上が来場する予定です。
また、もう少し ”未来の” AI 人材を育成する施策として、小学 5 年生〜中学生を対象にした
教材
の公開も行っています。これは、文部科学省、総務省及び経済産業省が今年 9 月に実施する「
未来の学び プログラミング教育推進月間
」の協力企業として参加しているもので、教員の先生方が簡単に AI の仕組みや開発を授業に取り入れることができる内容となっています。
Google Developers ML Summit Tokyo の様子
日本における AI 研究への貢献
2018 年 4 月、東京オフィスに AI 研究者のチームが発足して以来、同チームは様々な研究成果を発表してきました。これらには、
強化学習の基礎研究
や
日本語の高低アクセントのための音声モデリング
、ニューラル機械翻訳など、様々な研究テーマが含まれており 10 本以上の論文として成果を公開しています。Google が今年 4 月に発表した
End-to-End の音声翻訳モデル
の開発には、東京オフィスに勤務する研究者も参加しており、モデル開発に大きく貢献しました。さらに、同チームは日本の学術機関とも協力して研究活動を行っており、国立情報学研究所の研究者による
「古典文学の分析への機械学習技術の応用」に関する研究
はその一例といえます。
日本のビジネスや社会的課題の解決における AI 活用を支援
AI ツールは、日本中の様々な分野で問題解決のためにすでに活用が始まっています。たとえば、福島県南相馬市は、テクノロジー企業であるエアロセンス株式会社と協力し、除去土壌の仮置場の安全性管理のために、Google のオープンソース機械学習プラットフォーム TensorFlow を利用しています。
Google は、AI が医療、農業、製造をはじめとする分野で、多くのビジネス課題や重大な社会的課題を解くための強い味方になると考えています。Google AI for Japan プログラムの 3 本目の柱は、社会にとって重要な課題に AI を活用できるようにするための支援です。
Google では、機械学習プラットフォーム TensorFlow のオープンソース化に加え、Google Cloud AutoML、Cloud TPU、Cloud AI API などの各種 AI 製品をはじめとするツール、トレーニング、サポートを Google Cloud を通じて開発者や事業者の皆さまに提供しています。 2018 年には、Google の AI や機械学習エキスパートと協力してビジネスを革新するための Advanced Solutions Lab (ASL) を開設し、日本中の企業が AI によるビジネス上の課題解決に取り組めるよう、積極的なコラボレーションを行っています。
AI 活用の推進においては、ツールやリソースを自由に利用できる環境整備はもちろんのこと、今後、日本が直面する様々な社会的課題の解決に向けて、意欲的な研究の支援に加え、様々な機関との協力が重要だと考えています。日本には、長年に渡る優れた研究と教育の伝統があり、成長を続ける活発な機械学習コミュニティが存在します。AI が真に社会に有益な技術として日本に貢献できるよう、今後も開発者、企業、学術機関等と協力して参ります。
Posted by Jeff Dean, Senior Google Fellow, Head of Google AI
責任ある AI 開発: 基本理念を実践に
2019年7月9日火曜日
私たちは、日々、AI の活用が世界中の人々を支援し、生活の向上につながる多数の変化をもたらしていることを目の当たりにしています。たとえば、放射線科医による
肺がんの検出サポート
や、インドの農村における
識字率向上アプリ
、
絶滅危惧種の保護活動
、さらには
洪水を予測する取組み
や、
地震の余震を予測する研究
では、AI が自然災害の軽減に寄与するとともに、人命の救助にも役立てられています。
AI の活用で、これまで不可能だと思われていた事が可能になるとともに、AI をめぐる公平性やプライバシーについても議論が交わされています。このような対話は国際社会全体の関与が必要であり、非常に重要なものです。そこで今日は、昨年発表した Google の研究及び製品開発における AI の倫理的な利用を定めた「
AI の基本方針
」について、最新情報をご案内します。
社内教育
AI に関連する重要な問題を理解し、責任ある AI の活用を実践するためにはどうすれば良いか社員が深く考えることができるように、Google は社員の教育に注力しています。この 1 年、数千人の社員が機械学習の公平性(Fairness)について学ぶ研修に参加したほか、倫理研修を 4 か所の Google オフィスで試験的に実施、AI 倫理に関して社外の知識人を招いた研修会も世界 3 大陸で実施しました。
ツールと研究
昨年一年間、Google は知見の共有、技術的なツールや製品の開発に加え、すべての人に役立ち、責任ある、そして倫理的な AI 開発フレームワークの構築に重点を置いてきました。たとえば、
機械学習の公平性
、
説明可能性
、
プライバシー
、
セキュリティ
といった責任ある AI に関連する 75 以上の研究論文を発表した他、12 の新しいツールを開発・公開しています。以下はその一例です。
What-If Tool
は、コードの記述なしで ML モデルの分析を可能にする新しい機能です。バイアスやさまざまな公平性を制約する要素の影響を可視化し、複数のモデル間でパフォーマンスを比較することができます。
Google 翻訳は、ある単語に対して、男性と女性の両方を前提とした翻訳文を併記することで、
性別の偏りの軽減
を目指しています。
フェデレーション ラーニング
は、データをローカルに保持しながら AI モデルをトレーニングして製品を向上できるようにする、機械学習の新しいアプローチです。Google は、この取り組みを拡大するとともに、技術を
TensorFlow Federated
としてオープンソースで公開しています。
人間中心の AI 製品を開発する方法や意思決定の枠組みを
People + AI Guidebook
として 5 月に公開しました。同ガイドブックには、 Google で製品開発を担当している40のチームが執筆に参加しました。
Google では、「
責任ある AI の実践
」において、最新の技術的知見や社内の取組みを四半期ごとに更新しています。
検証プロセス
検証プロセス
は、私たちの AI 開発における基本方針を実行に移す上で重要な役割を負っています。社員においては、担当プロジェクトを基本方針に照らして検証するプラクティスを推奨するとともに、新規プロジェクトや製品、取引を慎重に検証し評価するプロセスの継続的な向上に努めています。評価においては、そのプロジェクト等が提供できる価値と、リスクを軽減する方法を考慮しています。その例を以下に 2 つご紹介します。
Cloud AI Hub
企業や組織は、
Cloud AI Hub
を利用することで、学習済みのさまざまな機械学習モデルに容易にアクセスしたり、共有したりすることが可能です。ただし、AI Hub に投稿されるコンテンツの多くは Google 以外の組織によって公開されるものであり、AI の基本方針に照らしてすべてのコンテンツを評価することは困難です。そのため、AI Hub の公開に先立ち、倫理的な問題がないか、有害な二次利用、悪用、または誤解を招く情報の提示の可能性等を含む要素を検証しました。検証過程において、潜在的に危険かつ有害なコンテンツを処理するために、以下の 2 段階のアプローチを採用しました。
コミュニティメンバーに対し、不公平な偏見を助長するような問題を見つけた場合、それを是正するようなアクションを推奨する: コミュニティ支援策として、Cloud AI では、ユーザーが信頼できるコンテンツの識別に役立つリソース (
偏りのない ML のためのガイド
など ) を提供しています。
Cloud AI Hub の利用規約
において、コンテンツの制限と行動規範について記載した項目を設けました。
上記のような対策をセーフガードとして導入することで、AI Hub のコンテンツ エコシステムの有用性及びコミュニティの安全性を高められる可能性を考慮し、AI Hub の公開に踏み切りました。
Text-to-speech (TTS) に関する研究論文
AI 研究において、これまではわずかに異なるタスクを実行するためであっても、一から大量のデータを元にシステムをトレーニングしなおさなければいけないとされていました。この問題を解くために、Google の研究グループはある研究論文を公開しました。この論文では、一度トレーニングしたシステムをこれまでよりはるかに少ない時間とデータで新規の話者たちに対して適応させる、効率的な Text-to-speech (TTS) ネットワークについて詳述しています。
このよりスマートな Text-to-speech ネットワークは、発話障害、ALS、または気管切開を受けられた患者さんの役に立ちますが、詐欺目的での音声の合成など、有害な用途に用いられる可能性もあります。
この論文においても先程と同様に検証を行いました。その結果、このテクノロジーを機能させるために必要なデータの質などを考慮し、同論文が扱うテクノロジーが誤用される可能性は限定的であると結論づけました。インターネット上で恣意的に集められた音声記録はデータの要件を満さないこと、また、聞き手が、話者の声と Text-to-speech ネットワークによって生成された音声サンプルを聞き分けられるだけの十分な違いがあることから、
Google の AI 利用における基本理念
に照らして、論文の公開を決定しました。Google では、このような検証の手順を踏むことで、誤用や悪用の可能性を検出・防止するべく、今後も取り組んで参ります。
外部ステークホルダーとの協力
幅広いコミュニティとの継続的な対話は、社会的責任に基づいた AI 開発には欠かすことができません。Google は、政策立案者やテクノロジー業界との対話に参加しており、 100 以上のワークショップ、学術会議、サミットへ参加し、世界 4,000 を超えるステークホルダーの皆さんと協力しています。
AI の進化に伴い、私たちの考え方やアプローチを継続的に共有するとともに、AI の責任ある発展に向けて、学界や産業界、政策立案者の皆さまと対話を続けて行きます。Google は、特定の分野や用途に合わせたスマートな規制を支援しており、AI ガバナンスへの実用的かつ将来を見越したアプローチを促進するために、本年初頭にホワイトペーパーを公開しました。
この文書
では、AI のための枠組みを構築するために、政府が市民社会や AI の実務家と協力すべき 5 つの分野を概説しています。
私たちがしなければならないことは増えることはあっても、減ることはありません。人類にとって有益なテクノロジーの殿堂に AI が入るためには、対話、検証、そして広い視野が求められています。今後とも、Google は各界のリーダー、政策立案者、学界やその他の関係者とともに、この重要な問題に取り組んで行きます。
Posted by Jeff Dean, Google Senior Fellow and SVP, Google AI / Kent Walker, SVP, Global Affairs
座席を確保して時間どおりに到着 - Google マップの新しい乗換案内
2019年6月28日金曜日
すべてが順調に動いていれば、公共交通機関は街中を移動するのに最も適した交通手段です。費用対効果が高く、効率的であることはもちろん、車の運転のように操作に集中する必要はなく、腰を下ろしてリラックスして、お気に入りの本を読んだりすることもできます。ただし、遅延や混雑によって、移動時間がストレスになる場合もあるでしょう。そこで、本日より Google マップに 2 つの新機能を追加しました。公共交通機関での移動の計画を事前に立てて、移動中の車内を少しでも快適に過ごしてください。
バスのリアルタイム遅延情報
会議、デート、店の予約などの予定がある場合、時間に間に合うよう、まずは出発前に乗り継ぎ時間を含めた移動時間を確認するかと思います。しかし、公共交通機関の運行スケジュールに、遅延の原因になるかもしれないリアルタイムの交通状況が必ずしも反映されておらず、予定より遅く到着してしまい、不要なストレスを感じることがあるかもしれません。
そうした問題を解決するため、Google マップでは、公共交通機関側からリアルタイム情報が直接提供されていない場合でも、バスの遅延情報を
リアルタイムで確認できる機能
を追加しました。この機能は、バスの遅延情報を路線上の実際の交通状況にもとづいて表示し、より正確な移動時間を確認できるようになりました。また、マップ上で遅延が発生している場所を正確に知ることができるため、実際にバスに乗る前にあらかじめ交通状況を把握できます。
バスのリアルタイム遅延情報
混雑予測
夏の暑い日に満員電車にすし詰めになるほど不快なことはありません。そこで、Google マップでは、バス、電車、地下鉄の過去の混雑状況にもとづいて、混雑度の目安を表示する混雑予測の提供を開始します。あらかじめ混雑度を知ることで、時間に余裕がある場合には乗る電車やバスを数本見送り、混雑を避けることもできるようになります。
公共交通機関の混雑予測
これらの新機能は、世界の約 200 都市で Android と iOS 版 Google マップで本日よりご利用いただけるようになります。地域別の混雑トレンドに関しては、
こちら
をご覧ください。
Posted by Taylah Hasaballah Product Manager, Google Maps, Anthony Bertuca Product Manager, Google Maps
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Google が 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルサポーターに
2019年6月27日木曜日
この度、Google はオフィシャルサポーター(インターネットにおける情報及びナビゲーションサービス)として東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のスポンサーシッププログラムに初めて参画することをお知らせします。
この記念すべき場所が、2001 年に Google が海外に初めてオフィスを開設した「東京」であることに特別の感慨を覚えています。東京 1964 オリンピックが衛星放送やテレビのカラー放送が普及する契機となったように、東京 2020 大会がオリンピック・パラリンピック史上最も先端技術を駆使した革新的な大会になるよう、Google は様々なサービスを通じて貢献していきます。
Google 検索、Google マップ、Google 翻訳といった Google の製品を通じ、日本で事業を営む方々が様々なお客様と円滑に交流できるようサポートするだけでなく、海外から訪れる観光客の皆さまにとって、日本滞在が素晴らしいものになるように支援します。そして、競技場に足を運べない方々にも、本大会で刻まれるスポーツの新たな歴史をリアルタイムでお楽しみいただけるようにしたいと考えています。
Google は、東京がオリンピック・パラリンピックの開催に向けて準備を着々と進める中、その歴史的瞬間の一端を担う機会を得られたことを嬉しく思っています。東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会を満喫するための新機能等については、今後、随時ご案内します。
コンテンツ共有サービスに対する考え方
2019年6月27日木曜日
SNS や動画共有サイトといったコンテンツ共有プラットフォームにおいて、悪用を防ぎながら、オンラインでの情報発信や情報交換、検索を可能にするための大筋の合意は形成されつつあります。一方で、各国の政府や企業、社会は、違法性や問題のあるオンラインコンテンツにどう対処すべきか、依然としてその対応を模索しています。
情報科学と人によるレビューの双方を活用し、Google は長年に渡り
不誠実な情報
、
虚偽の情報
、
子供の搾取につながる行為
など、
さまざまな不正行為を迅速に特定し、防止
することに取り組んできました。Google は違法コンテンツの報告に対し速やかに対応するとともに、Google の各種サービスでの利用を禁止するコンテンツを定めています。Google は、テクノロジーと人によるレビューの両輪で、不適切なコンテンツの検出やポリシーの適用、さらには安全性の
継続的な向上
を目指しています。今年前半には、Google における虚偽の情報に対する対策について
詳細を公開
したほか、YouTube では
コミュニティガイドライン
やその
適用状況に関するレポート
を定期的に更新しています。
この問題は、誰か一人の努力で解けるものではなく、関係するすべての人の協力が不可欠です。オンライン コンテンツには、消費者保護からプライバシー保護までを網羅する多くの法律が適用されています。中でも、オンライン プラットフォームにおける「セーフハーバー」や「善きサマリア人の法」は、プラットフォームに対して、問題のあるコンテンツと対峙する上で必要な法的確実性を提供しながら、情報の自由な流れを守り、革新や
経済的な成長
を可能にしています。インターネットの歴史を振り返れば、多くの国々がセーフハーバーに該当する基準を設定しており、行動規範 (たとえば、EU による「
オンライン上の違法ヘイトスピーチに対抗する行動規範
」や、「
虚偽の情報に関する行動規範
」など)を策定してきました。さらに、オンライン サービスにおけるテロリスト対策で協力する共同団体「
Global Internet Forum to Counter Terrorism
」など、企業間の協力も進んでいます。こうした取組みは継続的に広がっています。今月はじめには、政府と主要なデジタル企業がテロリズムや過激主義のコンテンツを削除し、一連の具体的措置を講じることを約束した「
クライストチャーチ・コール
」に Google も参加しました。
私たちは以前にも、
スマートレギュレーション
を推進する立場から、
プライバシー
、
人工知能
、
政府による監視
などの分野について、Google の知見を公開してきました。最近では、
違法なオンライン コンテンツの撲滅
に向けた具体的な法の枠組みについても記事を公開しています。これらに基づき、国、企業、そして社会の皆さまに向けて、コンテンツ共有プラットフォームのあり方を議論する際の論点となる、いくつかのアイディアを共有したいと思います。
Clarity (明確性)
: コンテンツ共有プラットフォームは、ユーザーに対し基準となる行動の期待値を定めるとともに、コンテンツの削除やアカウントの一時停止または停止措置に対する明確な根拠を説明した
責任あるコンテンツ ポリシー
の策定および運用を行っています。しかしながら、証拠に基づき、民主的な説明責任および国際的な人権規範の範疇で、政府が言論の合法性に対し一定の線を引くことも重要だと考えています。明確な定義が行われなければ、一方的な規制や不透明な規制が、正当な情報へのアクセスを制限する恐れがあります。
Suitability(適合性 )
: モニタリングを指向したフレームワーク ( oversight framework )は、異なるサービスのそれぞれの目的や機能を認識することが重要です。ソーシャルネットワークや動画共有プラットフォームなど、幅広いユーザーとコンテンツを共有可能にすることを目的としたサービスのルールは、検索エンジン、企業向けサービス、ファイルストレージ、通信ツール、またはその他のオンラインサービスなどといったユーザーニーズや用途が根本的に異なるサービスには適合しない場合があります。同様に、異なるコンテンツに対しては、異なる対応方法が必要になる場合もあります。
Transparency ( 透明性)
: 意義のある透明性は、説明責任を果たしこれを強化する上で重要です。Google が最初の
透明性レポート
を公開したのは、今から 8 年以上前です。以来、Google は透明性に対する取組みを継続的に推進しています。意義のある透明性は、プロセスの悪用を防ぎ、ベストプラクティス、研究、革新を促します。
Flexibility (柔軟性)
: Google をはじめとするテクノロジー企業各社は、コンピューターサイエンスの限界に挑戦することで、問題のあるコンテンツの識別および削除の大規模な処理を実現しています。そうした技術的進歩は、静的あるいは万能薬のような法律よりも、柔軟な法的枠組みを必要としています。同様に、法的アプローチにおいては、新興企業や中小企業のさまざまなニーズや特性を認識することが肝要です。
Overall quality (全体的な品質)
: 現代のプラットフォームが包含する領域の広さや複雑性といった特徴に対しては、個別のイシューよりも、全体に影響する結果に注目するデータに裏打ちされたアプローチが重要です。また、すべての問題のあるコンテンツを排除することは不可能ですが、そのようなコンテンツを目立たなくするための取組みの進化に対し一定の評価を与えることも必要です。一連の複雑な目標に対する全体的な進捗状況を評価する取組みの有用な例として、EU による「オンライン上の違法ヘイトスピーチに対抗する行動規範」や「虚偽の情報に関する行動規範」を挙げることができます。
Cooperation (協力)
: 国際的な協調は、一般原則と慣行に従って調整されるよう努めるべきです。子どもを搾取する可能性のあるコンテンツなどについては、国際的に広く見解が一致しますが、その他の領域においては、例えば、許容される言論の統制範囲等は各国に独自の裁量が認められています。いずれの国や地域の法律も、その他の国や地域におけるコンテンツの扱いに制限を課すことはできません。
先に公表された「クライストチャーチ・コール」は、立場の異なる関係者が協力して、オンラインコンテンツの課題解決を目指すことから生まれる可能性を強く示唆しています。インターネットは情報へのアクセスを拡大し、世界中の人々に広く貢献しています。あらゆる新規の情報技術がそうであったように、社会や文化はその技術がもたらす新しい挑戦や機会を前に、新しい社会規範、制度、そして法律を発展させて来ました。私たちは、今後もこの壮大かつ重要な取組みに貢献して参ります。
Posted by Kent Walker, SVP, Global Affairs
Google for Startups Campus が東京にやってきます
2019年6月18日火曜日
Google は、
カリフォルニア州のとあるガレージ
で生まれたスタートアップです。スタートアップ企業を支援することは、今でも私たちの DNA の重要な部分を占めています。創業以来、人々が大きな夢を持ち、アイディアを元に起業し、コミュニティを創出し、大きな社会問題を解決し、経済発展に貢献する様子を見てきました。
Google は、日本におけるスタートアップ支援の取り組みとして、年内に
Google for Startups Campus
を渋谷ストリームに開設します。この Campus は、多様なスタートアップがビジネスを成功に導くため、互いにつながり、学び、成長するコミュニティスペースです。
Google for Startups Campus は、スタートアップの拠点として、現在、ロンドン、マドリード、サンパウロ、ソウル、テルアビブ、ワルシャワにあり、東京は世界で 7 番目となります。
Campus では、これまでの経験と世界に広がるネットワークを活用し、スタートアップが必要とするグローバルなサポートおよびツールを提供します。Campus が、日本の起業家が社会に大きな軌跡を残し、急成長する経済に貢献するための重要な拠点になることを願っています。
イメージ図
Google for Startups Campus は、アーリーからグロースステージのスタートアップを対象とし、コミュニティの構築とメンターシップといった、学びと成長の場を提供します。ワークスペース、コラボレーションエリア、イベントスペースや会議室などを備え、コミュニティで開催されるイベントや初期段階のスタートアップ創業者への研修プログラムを運営するなど、有望なスタートアップが世界で活躍できるよう支援していきます。
Google for Startups
Residency Program
でも同様に、アーリーからグロースステージのスタートアップ企業を対象に、Google の製品やサービスに加え、ネットワークおよびベスト・プラクティスなどを提供します。プログラムに参加する各スタートアップは、Campus 内にワークスペースを持ち、メンター制度を活用することができます。私たちは、明確な使命を持ち、より良い世界を創造することを目指す次世代のスタートアップを応援していきたいと考えています。参加を希望するスタートアップの募集開始は、Campus 開設後を予定しています。世界での成功を視野に入れるスタートアップの皆さんの応募をお待ちしています。
イメージ図
東京に Google for Startups Campus を開設し、日本におけるスタートアップの成功と繁栄を支援できる機会を持てることを、非常に嬉しく思っています。
Posted by Michael Kim, Partnerships Manager, Google for Startups
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