ここ 3 年、Google の夏の恒例となっている Google Summer of Code が始まりました。Summer of Code とは、夏休み中の学生の皆さんをオープンソースやフリーソフトウェアのプロジェクトに迎え、実際に開発にも加わっていただく企画です。
Google はオープンソースやフリーソフトウェアなどの技術関連団体と一緒に、世界各国から参加を希望される何千もの登録者の中から、数百のプロジェクトを選び、3 ヶ月の間に開発を行っていただきます。開発されたプロジェクトは評価され、成功したプロジェクトを開発した学生と、彼らを指導、サポートするオープンソース関係の組織には、Google から合計数万ドルが提供されます。Google Summer of Code は、夏休み中の学生の方々に、技術の分野で大きな意義のあることをしていただくことを奨励すると同時に、オープンソース界の成長と活性化をサポートする、という目的によって行われています。
昨年の Google Summer of Code には、90 カ国から 630 人の学生と、Ubuntu、Eclipse、Joomla!、Dojo など、学生を指導する 102 のオープンソース団体が参加されました。過去にこのコンテストに参加された学生さんの多くは、今では指導する立場にまわって活躍されています。
これまでの経験をもとに、Google Summer of Code 2007 では、いくつか改善を加えました。例えば、参加申し込みプロセスを簡単にし、学生と指導側とのコミュニケーションも簡単に行えるように wiki も用意しました。また、学生の方々が気持ちに余裕を持って参加いただけるよう、締め切りのタイミングも延ばしています。昨日より 3 月 12 日まで、学生のサポートをしてくださる団体の申し込みが行われています。学生さんの参加申し込みは 3 月 14 日から 24 日までです。実際のコーディングは 5 月 28 日から 8 月 20 日までを予定しています。
Google Summer of Code に関する詳細はこちらでご覧いただけます。学生の皆様のご参加、お待ちしています。
メールでのお問い合わせ: pr-jp@google.com メディア関係者以外からのお問い合わせにはお答えいたしかねます。 その他すべてのお問い合わせにつきましては、ヘルプセンターをご覧ください。