Beta 期間中、
ビデオやオーディオ周りの多くの不具合を修正しました。 過去に Google Chrome を使ってビデオを見る際不具合を感じた方は、この部分のパフォーマンス改善を驚きをもって体感していただけると思います。
さらにスピーディに:
Google Chrome は、起動やページのロードが速く、そのスピードはどんどん進化しています。最初の Beta と比べ、今回のバージョンでは、
SunSpider ベンチマークで1.4 倍、
V8 ベンチマークでは、1.5 倍速くなりました。私たちはさらにこの進化を推し進めていきます。
ブックマークマネージャーとプライバシーコントロール:
ブックマーク周りは、皆さんから最も多くフィードバックをいただいたエリアで、今回のバージョンで大きく改善しました。Google Chrome と他のブラウザ間のブックマークのインポートやエクスポートがより簡単になりました。また、たくさんのブックマークを管理する機能を新しく追加しました。さらに、ユーザーのプライバシーに影響のある Google Chrome 内でのブラウジングに伴うデータを、それぞれの
詳細情報を添えて一箇所で管理できるようにしました。
私たちは当初から、セキュリティの重要性を真剣に考えてきました。今後も Google Chrome と他のすべてのブラウザの安全性が高まる方法を模索し続けます。Google は、
セーフブラウジングのため、フィッシング詐欺サイトやマルウェアから防御する機能を Google Chrome 以外のブラウザにも提供しています。さらに、Google Chrome では、
サンドボックステクノロジーが有害なソフトウェアに対抗する更なる盾となって安全性を保ちます。
今回、安定性とパフォーマンスの目標が達成されましたことにより、Beta を取りました。しかし、私たちの仕事が終わったわけではありません。近い将来、フォームオートフィルや RSS のサポートなど、一般的なブラウザの機能を追加する予定です。また、Mac や Linux 版及び
拡張プラットフォームの開発も進めています。日ごろ Google Chrome をお使いの方であれば、アップデートシステムによって、使用中のバージョンが最新のバグフィックス及びセキュリティパッチを適用しているか確認しますので、数日中に最新バージョンを自動で取得していただけます。もし、ここのところしばらく Google Chrome を使っていなかった、という方は、今一度使ってみるベストのタイミングだと思います。
Google Chrome をダウンロードして、ぜひお試しください。
フィードバックも引き続きお待ちしています。
以上に加えて、Beta リリース当初にはまだ残っていた英語以外の言語の処理部分の不具合を修正しました。日本語のフォントレンダリングや日本語入力に関わる処理などは、Beta をお使いいただいた方々のフィードバックも参考にさせていただき、大きく改善することができました。あらためて、日本の Beta ユーザーの皆さんに御礼申し上げます。
Google Chrome をお使いのすべてのユーザーの皆さんはここ数日中に自動的にこの正式リリース版に更新されます。最新のバージョンは 1.0.154.36 となります。Dev チャンネルに登録していただいている方は、Dev チャンネル用の 0.4.154.33 のままとなります。現在の正式版である 1.0.154.36 は Dev チャンネルの最新版である 0.4.154.33 と同じですが、Dev チャンネル用のリリースである 0.4.154.33 に含まれている Hotmail への修正は、まだ十分なテストが行われていないため含まれていません。こちらの更新は次週以降に予定されています。(Hotmail への修正の部分については、説明が間違っていたため、最初の投稿のあと修正いたしました。)