現時点で Gmail Labs では 40 種類以上の機能を試すことができます。「オフラインアクセス機能」や「添付忘れチェッカー」などの役に立つ機能のほか、「酒気帯びテスト」などのユニークな機能も利用することができます。
Gmail チームがおススメする Gmail Labs の機能をいくつかご紹介します。

送信取り消し
書きかけのメールや、あて先を間違えたメールを送信してしまって後悔したことはありませんか?送信取り消し機能を有効にすると、送信ボタンを押してから数秒間は送信を取り消すことができます。この機能は東京オフィスのソフトウェアエンジニア藤島勇造が作成した機能で、先日
英語向けに先行してリリースして、大きな反響を呼びました。「自分でも何回もこの機能に救われています。」(藤島談)

オフラインネット接続がない環境でも、まるでインターネットにつながっているときのように Gmail を利用できます(もちろん、新たなメールの送受信はできません)。オフライン機能を利用するためには
Google Chrome ブラウザか、
Google Gears のプラグインがインストールされたブラウザを利用する必要があります。
添付忘れチェッカーファイルの添付忘れを防ぐ機能です。本文中にファイルを添付すると書いているにもかかわらず、ファイル添付せずにメールを送ろうとすると、注意を促すメッセージが表示されます。日本語にも対応しています。
酒気帯びテスト
酔った勢いでメールを書いたり、寝ぼけたままメールを出して、後で後悔したことはありませんか?この機能はメールを送信する前に、算数のクイズで意識がクリアなことをチェックします。解答できなかったら一晩寝て、頭がすっきりしてから送信しましょう。この機能を使う場合は、まず Labs のページでこの機能を有効にして、その後 [設定] → [全般] タブで利用する時間帯を設定してください。
数人のエンジニアによる実験的なプロジェクトから始まった Gmail は、5 年前の 4 月 1 日にリリースされて以来、世界中の何千万ものユーザーの皆さんにご利用いただいています。リリース以来、Gmail チームでは、Gmail がより快適で、より便利で、より楽しく使えるメールサービスになるよう改善を続けてきました。メールの高速な検索、7GB 以上の大容量、そして精度の高い迷惑メールフィルタと、Gmail は無料 Web メールサービスの最先端を走っていると自負しています。今回の Gmail Labs も、この改善のプロセスを加速するための仕組みの一つです。