Japan Blog
Google のサービスや技術に関する最新情報が気になる方へ
Google Chrome: Beta リリース 3.0.195.10
2009年8月28日金曜日
2009 年 8 月 28 日
Posted By 及川卓也 / シニアプロダクトマネージャー
Google Chrome の Beta チャンネルが 3.0.195.0 にアップデートされました。
このリリースでは、安定性の向上のための修正に加えて、「新しいタブ」ページや OmniBox、テーマサポートへの更新が行われています。
既知の問題
バグ
20452 (英語)
: Google Chrome の新しいバージョンのテーマギャラリーが認識しません。この問題は見た目だけの問題であり、ギャラリーからのテーマのインストール自体は正常に動作します。
Beta チャンネルへの参加は、
Google Chrome Beta channer installer
をダウンロードすることで行えます。このリンクをクリックすると、利用規約が表示されますので、それを確認後、同意ボタンをクリックしてください。以上で、Beta チャンネルへの参加は完了です。Google Chrome を実行中だった場合は、Google Chrome の再起動を行ってください。また、バージョン番号の確認は、Google Chrome のレンチ型のアイコンの「Google Chrome について」から行えます。
Beta リリースをお使いになって見つけられた不具合は
http://code.google.com/p/chromium/issues
(英語) に登録していただき、また、登録したものに追加や変更があった場合には更新するようお願いいたします。
日本語による
Google Chrome のヘルプフォーラム
も用意されておりますので、こちらもご利用ください。
世界の地名を日本語で
2009年8月28日金曜日
2009年8月28日
Posted by 寺島 有為、竹中 浩 / ソフトウェアエンジニア
子供の頃、地図帳に載っている世界地図の見知らぬ土地に心引かれて、特に目的も無くいつまでもぱらぱらとめくっていました。
Google マップでも同じことをしてみるのですが、何かが違うなあ、と思っていました。
そう、地名が日本語ではないんです。
楽しみながら見て回るには、やはり慣れ親しんだ言語の方がいいようです。
そこで、Google マップで世界の地名を日本語で見ることができるようにしてみました。それが「世界地図日本語版」です。
「パリ」などと検索すると地図が日本語で表示されます。
周辺の都市も全て日本語が併記されています。
また、ズームインしていくと、フランス語を全く知らなくても "Avenue des Champs-Elysées" を見てこれが有名なシャンゼリゼ通りだとすぐに分かるようになりました。
他にも、ニューヨークの金融街ウォール・ストリートやボルドーワインの産地であるボルドーなど日本語で見てみると世界が身近に感じられませんか。
また、地図だけでなく航空写真もあわせると、イチローのいるシアトル・マリナーズの本拠地セーフコ・フィールドやローマの観光名所トレヴィの泉などの様子が見えてきます。
お子さんと一緒に世界中を見て回ったり、旅行の計画にご活用いただければ幸いです。
このプロジェクトは、Google マップの日本チームが主導で進めてきたのですが、
グローバルのプロジェクトとして、まず、
日本の地図をローマ字で読めるようにする
ところからスタートしました。
そして、本日晴れて日本語表記への対応を発表するに至りました。
日本語表記への対応で、大変だったのはデータをどのように用意するかでした。
今回私たちは十分な量と質を確保するために、複数のソースからデータを新たに追加しています。
一つは株式会社平凡社地図出版様よりご提供いただいた30,000以上の海外地名のデータです。
これにより世界中の都市名をカバーしています。
また、Wikipedia などインターネット上のデータから抽出した名前も利用しています。
さらに、地名専用の翻字システムによって日本語表記地名を生成されしています。
これは"世界の地図を世界の言語で"という目標の元に新たに開発されたシステムで、機械学習など様々な手法を組み合わせて地名の翻字を自動的に行なうものです。
今回はその第一弾として、まずは英語・フランス語・イタリア語など7ヶ国語の地名から、数千万件を日本語に変換しています。
結果として、街路の詳細地図に関しては、60カ国で80%以上のカバー率を実現しました。
現時点ではまだ修正が必要な点もいくつか見受けられるかと思いますが、今後とも品質の向上と対象地域の拡大に努力していきたいと考えておりますので、お気づきの点等ございましたら
ぜひお知らせください
。
世界をより身近なものにするべく、Google マップは今後も国際化・地域化を進めていきます。
世界の全てを日本語で見られるようになるまで、みなさんと一緒にがんばっていきたいと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願いします。
Google Chrome: Stable リリース 2.0.172.43
2009年8月26日水曜日
2009 年 8 月 26 日
Posted By 及川卓也 / シニアプロダクトマネージャー
Google Chrome の Stable チャンネルが 2.0.172.43 にアップデートされました。このリリースではいくつかのセキュリティ問題を修正しております。
CVE-2009-2935 Javascript から許可されていないメモリの読み取り
V8 Javascript エンジンの不具合により、ウェブページ上の意図的に作成された Javascript がセキュリティチェックをかいくぐり、許可されていないメモリを読み取ることが出来ます。これにより、攻撃者に許可されていないデータを公開してしまう可能性や攻撃者が任意のコードを実行してしまう可能性があります。
詳細情報:
http://code.google.com/p/chromium/issues/detail?id=18639
(英語) (ここに記載されている情報は、ほぼすべてのユーザーに修正が行き渡ったと思える時期になったら公開させていただく予定です)
深刻度:
高 (英語)
。攻撃者は Google Chrome サンドボックスの中で任意のコードを実行させることができる可能性があります。
クレジット:
この問題は Mozilla セキュリティによって発見されました。
補足:
攻撃者が管理する Web ページをアクセスしなければ被害にはあいません。
攻撃者が実行する可能性のある任意のコードはサンドボックス化されたレンダラープロセスの中で実行される可能性があります。サンドボックスについては
こちら
(英語) をご覧ください。
セキュリティ修正: 弱い署名を無効として扱うように修正
Google Chrome はサイトが MD2 もしくは MD4 のハッシュアルゴリズムを用いている場合、その HTTPS (SSL) サイトには接続しないようになりました。これらのアルゴリズムは非常に弱いものと考えられており、攻撃者が不正なサイトを正しい HTTPS サイトとして偽装することが可能です。
詳細情報:
http://code.google.com/p/chromium/issues/detail?id=18725
(英語) (ここに記載されている情報は、ほぼすべてのユーザーに修正が行き渡ったと思える時期になったら公開させていただく予定です)
深刻度:
中 (英語)
。弱いハッシュアルゴリズムに対するさらに高度化された攻撃は最終的には攻撃者に証明書を偽造することさえ可能になります。
クレジット:
IOActive Inc., の侵入テスティング担当ディレクターの Dan Kaminsky 氏および Meredith Patterson 氏、Len Sassaman 氏。
http://www.ioactive.com/pdfs/PKILayerCake.pdf
で公開されているレポートをご覧ください。
CVE-2009-2914 libxml2 のスタック消費に関する脆弱性
CVE-2009-2416 libxml2 のuse-after-free の複数の脆弱性
XML を用いたページにより Google Chrome のタブプロセスをクラッシュさせることが可能です。悪意を持った XML ペイロード user-after-free 状態を生じさせることが出来ます。ほかのタブは影響を受けません。
詳細情報:
各 CVE エントリをご覧ください。
深刻度:
高 (英語)
。攻撃者は Google Chrome サンドボックスの中で任意のコードを実行させることができる可能性があります。
クレジット:
Codenomicon Ltd. CROSS プロジェクトの Rauli Kaksonen 氏 および Jukka Taimisto 氏により発見されました。Google Chrome セキュリティチームにより Google Chrome も影響を受けることが確認されました。
補足:
攻撃者が管理する Web ページをアクセスしなければ被害にはあいません。
攻撃者が実行する可能性のある任意のコードはサンドボックス化されたレンダラープロセスの中で実行される可能性があります。サンドボックスについては
こちら
(英語) をご覧ください。
日本語による
Google Chrome のヘルプフォーラム
も用意されておりますので、こちらもご利用ください。
花火の画像も検索ツールで探そう
2009年8月24日月曜日
2009 年 8 月 24 日
Posted by 鈴木宏輔 (プロダクトマネージャー)
ウェブ検索
、
Google ビデオ
に引き続き、
画像検索
でも検索ツールが利用できるようになりました。このツールで検索結果を絞り込むことで、より早く、より簡単に目的の画像を検索できるようになります。
利用方法はウェブ検索とGoogle ビデオ同様に、検索結果ページ上部の「検索ツールを表示」というリンクをクリックしてください。すると、画像検索に便利なツールが表示されます。ほかの検索ツールと同じように使えるように、同じデザインを採用しています。
画像検索の検索ツールを利用すれば画像のサイズ、色、種類での絞込みができます。たとえば、色の絞込みでは白黒画像や赤、緑、青など特定の色を含んだ画像を検索することができます。種類の絞込みは、
写真
、
クリップアート
、
線画
、
顔を含む写真
など特定の種類の画像を探すときに便利です。
画像サイズの絞込み機能については、従来の絞込みに追加して、特定のサイズや特定のサイズ以上の画像を検索することができるようになりました。たとえば、
640x480
の画像のみを検索することもできます。
この検索ツールで、みなさんが探している画像がより早く、より簡単に見つけられるようになるのではないでしょうか。なお、この機能は一部のブラウザではまだ使用できませんが、順次対応していきます。今後も、画期的で使い勝手のいい検索ツールを提供していきますので、ご期待ください。
Google 検索で日付の指定が可能になりました
2009年8月24日月曜日
2009 年 8 月 24 日
Posted by 水野礼崇 (ソフトウェアエンジニア)
突然ですが、クイズです。
ここ数年で急激に低価格化が進んだ液晶モニターですが、10 年前の相場はいくらくらいだったでしょうか?
本日より Google 検索で、検索結果のウェブページについて作成日時で絞り込みを行うことができるようになりました。
「最近 1 年以内」、「最近 24 時間以内」といった固定期間での絞り込みは以前から可能でしたが、今後は「1999 年」や「2008 年 4 月 26 日から 2008 年 5 月 6 日」といった、任意の期間を指定することができます。
ためしに先程のクイズの答えを検索してみてください。
「液晶モニター 価格」で検索して、検索結果ページ上部の「+検索ツールを表示」というリンクから「日付を指定」というオプションを開き、「開始日」と「終了日」それぞれに「1999 」と入力してその下の検索ボタンを押すと、下のような検索結果が得られます。
「液晶モニター 価格」に一致する、1999 年に作成されたページ
検索結果を見ると 15 インチ型が 12 万円から 15 万円、17 インチ型にいたってはなんと約 30 万円だったそうです!
当時 30 万円だった 17 インチディスプレイが今では 2 万円弱というのですから、技術の進歩には驚きます。
「日付を指定」機能を使って昔のウェブページを見ると、懐かしい発見がたくさんあります。
たとえば以下のような検索結果はいかがでしょうか。
「タマちゃん」に一致する、2003年4月20日-2003年5月20日に作成されたページ
「ヒルズ族」に一致する、2005年1月-2005年6月に作成されたページ
「グーグルアース」に一致する、2005年6月28日-2005年7月5日に作成されたページ
「最高気温」に一致する、2007年8月10日-2007年8月31日に作成されたページ
「セカンドライフ」に一致する、2007年11月-2007年12月に作成されたページ
調べ物に、あるいは知的好奇心の探究にご活用ください。
今回はこの「日付を指定」機能に限ってご紹介させていただきましたが、Google では検索の改善に日々取り組んでいます。
今後も液晶モニターの低価格化に劣らぬ速度で進化を続けていく所存ですので、引き続き Google 検索にご期待ください。
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