Japan Blog
Google のサービスや技術に関する最新情報が気になる方へ
Google レンズをより多くの端末で
2018年11月22日木曜日
Google レンズが、Google Pixel 3 に加えて、Android 端末でも日本語でご利用いただけるようになりました。
Google は、目の前の世界にある知りたいことや疑問に思ったことを調べたりできるよう Google レンズの開発を始めました。Google レンズは、周囲にあるものについて調べたり、さまざまな操作を行ったりできるスマートな機能です。Google が培ったコンピュータ ビジョン、機械学習、Google 検索を支えるナレッジグラフから得られた知見に基づいています。
Google レンズでできること
テキストの操作や QR コードのスキャン:
紙に書かれたレシピやギフトカードのコードといったテキストをコピーペーストしたり、Google アシスタントを使ってバーコードから商品を検索したり、QR コードをスキャンしたりもできます。
お気に入りのスタイルを見つける:
見ているものが何か、もしくはそれに似たものを探したいときもありますね。スタイル検索を使えば、目を引いたファッションやインテリアに Google レンズを向けるだけで、実際の商品に関するレビューなどの情報にアクセスできるほか、似ている商品を見つけることもできます。
ランドマークを探索:
Google アシスタントを使って、ランドマークや歴史について調べられます。これで初めて訪れた都市でもスマートに探索できますね。
植物や動物を特定:
気になる観葉植物の種類や、公園で見かけた犬の種類などを調べて特定できます。
Google レンズを使うには、Google フォトまたは Google アシスタントで Google レンズ アイコンをタップしてください。また、
Google Pixel 3
に加えて、Motorola、シャープ、ソニーおよび Android One の対象端末では、カメラアプリからもGoogle レンズを直接ご利用いただけます。
Posted by Google レンズ チーム
Google Pixel の夜景モードで暗い場所を明るく撮影
2018年11月16日金曜日
Google Pixel のカメラは、最高の瞬間を簡単に捉えることができます。HDR+、ポートレートモード、トップショット、超解像ズームなどの機能を搭載し、コンピュテーショナルフォトグラフィや機械学習の利用により、シャッターボタンを押すだけで美しく、クリエティブで、
プロフェッショナル
な写真を撮影できます。
カメラに収めたい最高の瞬間が常に明るく照らされているとは限りません。そこで Google は、暗い場所でフラッシュや三脚がなくても鮮やかで精細な写真を撮影できる Google Pixel カメラの新機能「夜景モード」を開発しました。夜景モードは、今後数日以内に Google Pixel スマートフォンの前面および背面カメラで使用できるようになります。
iPhone XS の SmartHDR (左)、Google Pixel 3 の夜景モード (右)
夜景の撮影が難しい理由
写真撮影において重要な役割を担うのが光です。周囲が暗くなると、カメラが光を取り込むのに時間がかかるため、光に対する感度が高まり、不要な被写体ブレやノイズが発生したりします。
フラッシュは撮影シーンを明るくするのに役立ちますが、フラッシュの光で目が眩んだり、フラッシュが使用できない場面もあります。また、近くの被写体を明るく照らすことはできますが、風景や遠景では効果を発揮するのが困難です。
三脚はカメラを安定させることでより多くの光を取り込める便利なツールです。しかし、常に持ち歩くのはなかなか難しいかもしれません。また、より多くの光を取り込もうとするため、動く被写体を撮影する際に不要な被写体ブレが発生してしまうことがあります。
夜景モードの仕組み
Google Pixel の夜景モードは、端末を手に持って、あるいは安定した場所に置いての撮影など、常に周囲の環境に適応します。シャッターボタンを押す直前に、自然に発生している手ぶれと撮影シーンの動きの度合を測定します。端末が安定していて撮影対象が静止している場合、ノイズを最小限に抑えるために光を取り込む時間を長くします。端末が動いている場合や、撮影対象が動いている場合には、露出の時間を短くすることで光の取り込みを少なくし、被写体ブレを最小限に抑えます。
撮影: Narayan Hegde (Google Pixel 3 で夜景モードを使用)
撮影中に被写体が動いてしまっても、動きによる撮影の失敗を防ぐサポートをします。夜景モードの撮影では、1 枚の明るいぼやけた写真を撮るのではなく、暗いながらも鮮明な写真を複数連写することにより一定の量の光を捉えます。連写した写真を合成することで、被写体ブレを防ぎながら写真を明るくし、クリアで鮮明な写真を撮影します。
夜景モードは一定の手ぶれや被写体の動きに対応します。暗いながらも鮮明な写真から複数用いて 1 枚の明るい写真を合成します。
夜景モードは、夜のさまざまな照明条件に適応して、リアルな写真を撮影できるように設計されています。機械学習によって写真の色バランスを調整することにより、夜でも自然な色を再現できます。
夜景モードは、機械学習で色のバランスを調整しています。
暗い場所でも鮮やかで鮮明な写真を撮影する夜景モードの技術詳細については、
Google AI ブログ
をご覧ください。
夜景モードの使い方
暗い場所で写真を撮影する際に夜景モードの使用が提案されます。使用するには、提案された「夜景モード」のアイコンをタップするか、カメラにある「その他」をタップして「夜景モード」をお選びください。シャッターボタンをタップした後は、撮影を終了するまで端末を動かさないようにしてください。
写真撮影で夜景モードを使う際のコツをいくつかご紹介します。
カメラをしっかり持ってください。可能であれば安定した表面などを利用してください。
人物の写真を撮る場合は、シャッターボタンを押す前後に数秒間静止してもらいましょう。
極端に暗い状況で撮影する場合は、明るい範囲をタップしてカメラの焦点を合わせるようにしてください。
カメラのレンズが清潔なことを確認してください。指紋などにより写真がぼやけることがあります。
明るい光源にカメラを向けるのは避けてください。不要な反射を引き起こす可能性があります。
夜景モードは、数日以内に提供される Google カメラアプリのアップデートで追加されます。是非「#teampixel」と「#nightsight」のハッシュタグと一緒に写真を共有してください。夜景モードで撮影した写真は、こちらの
Google フォトの共有アルバム
からご覧いただけます。
Posted by Google Pixel チーム
新しい音楽アプリ、 YouTube Music がはじまります
2018年11月14日水曜日
フジロックフェスティバル ’18 のサカナクションのライブ ストリーミングから、
Candy Pop
、
U.S.A
.、
Despacito
といったヒット曲の動画まで、毎月 10 億人以上の音楽ファンが YouTube で音楽を楽しみ、新しい音楽と出会っています。 YouTube は、200 万を超えるアーティストが世界に向けて自分の声を発信し、音楽の創造と発見によってアーティストとファンがつながる場所でもあります。
そして本日、YouTube がつくった音楽アプリ:YouTube Music が日本でもはじまります。音楽をより探しやすく、よりパーソナライズされた YouTube Music をお使いいただければ、もう音楽アプリと YouTube を切り替えながら使う必要はありません。音楽を聴いたり、動画を見たり、新しい音楽を探したり。楽しみ方はひとつではありません。
YouTube Music は、
音楽のために作った新しいストリーミング サービス
です。公式の曲、アルバム、多くのプレイリストやアーティスト ラジオに加え、YouTube 上にある膨大なリミックス、ライブ動画、カバー、ミュージックビデオなど、他では探せないかもしれないコンテンツもシンプルに整理してパーソナライズします。心を動かす音楽に 1 か所で出会える、まったく新しい体験がはじまります。YouTube Music には無料版と定額購入の YouTube Music Premium があります。
YouTube Music をおすすめする 6 つの理由:
楽しみ方はひとつじゃない:
ミュージックビデオだけではなく、公式アルバム、シングル、リミックス、ライブパフォーマンス、カバー、レアな音源など、YouTube でしか見つけられない音楽も楽しめます。
あなただけのためのおすすめ:
以前に再生した音楽や、ロケーション履歴を許可している場合は今いる場所によって、ホームスクリーンが動的に変化しておすすめを表示します。
ジムで運動をしているとき
や、通勤中など、シチュエーションに最適な音楽にアクセスできます。
あらゆるジャンル、気分、アクティビティに向けた膨大な数のプレイリスト:
好きな音楽、今いる場所、気分などに応じて、最適なプレイリストを簡単に見つけられます。たとえば、「J-Pop New Releases」で新しい音楽に出会ったり、「Rocket Start J-Rock」で運動にぴったりな音楽を再生したりできます。
スマート検索: 曲名を覚えていなくても検索できます:
「
口笛ソング
」、または「
車の CM 曲
」 などを試してみましょう。もちろん、歌詞で検索することもできます(少しくらい間違っていても大丈夫です)。
注目の動画:
世界で注目を集めている動画が、「動画のホットリスト」 画面に表示されます:日本では、[ALEXANDROS]、あいみょん 、レディー・ガガ が注目されています。
インターネット接続がなくても大丈夫:
YouTube Music Premium をご利用いただければ、音楽を広告無し、バックグラウンド再生、オフライン再生でも楽しめます。さらに、オフライン ミックス(一時保存) 機能を有効に設定しておけば、設定に従って、お気に入りの曲が自動的に一時保存されます。
広告が表示される新しい YouTube Music は無料でお楽しみいただけます。加えて、有料*の
YouTube Music Premium
では、広告は表示されず、バックグラウンド再生やオフライン再生を利用できます。なお、すでに Google Play Music の定期購入をご利用の方は、YouTube Music Premium を自動的にご利用いただけます。Google Play Music の利用は、何もかわりません。これまでに購入したすべての音楽、アップロード、プレイリストにアクセスできます。
そして、
YouTube Music Premium
の他に音楽以外のサービスもお楽しみいただくため、YouTube Premium * も同時にはじまります。YouTube Premium では、YouTube のすべてのコンテンツを広告表示なし、バックグラウンド再生、オフライン再生で楽しめるほか、
コブラ会(人気映画「ベスト・キッド」の続編)
、
The Fake Show
,
隙間男:Stalking Vampire
などを含む YouTube Originals をご覧いただけます。
* YouTube Premium Music と YouTube Premium の価格(月額)は下の表をご覧ください。
*価格には消費税を含みます。
これまで 22 の国や地域で提供されてきた YouTube Music、YouTube Music Premium と YouTube Premium が、日本でもはじまります。これらのサービスは、本日より国内でご利用いただけます。詳細については
music.youtube.com
をご覧ください。
Posted by: 音楽部門プロダクトマネージメント 責任者 T. ジェイ ファウラ
セーフティ センター: インターネットの安全な利用のために
2018年11月14日水曜日
誰もが使えるテクノロジーを作るということは、それを使用するすべての人が安全であるように、努力を尽くさなければならないということです。Google は 20 年に渡り、多くの皆さんにお使いいただける製品の開発に従事してきました。そして、皆さんが Google のサービスを利用する時に、Google を信頼して情報をお預けいただいていること、そうした情報を守ることが、私たちの任務であることを、常に肝に銘じています。
本日、
Google セーフティセンター
を一新しました。より多くの情報や資料をひとつのサイトに集約し、データ セキュリティ、プライバシー管理、オンラインでの安全といった重要なトピックについて学ぶことができます。今日から数日をかけて、日本語をはじめとする 65 の言語でご覧いただけるようになります。
セーフティセンターは、個人情報を安全に保護する Google の取組みを紹介し、ユーザーが自分で情報を管理するための方法をご案内しています。セーフティセンターには、Google アカウントの
各種プライバシー設定
へのリンクをご用意しているほか、インターネット上で安全に過ごすために、
セキュリティに関するティップス
や、ご家庭で子どもたちに安全で責任のあるインターネットの使い方を教えるためのリソースやツールをご用意しています。ご自身にあわせて、設定を調節して下さい。
さらに、Google だけでなく、オンライン全体でユーザーの安全を保つお手伝いをするために、セーフティ センターでは、便利なセキュリティ上のヒントも紹介しています。さらに、家庭でテクノロジーと上手に付き合えるように、子供たちにデジタルデバイスやインターネットの安全と使い方を教える有用な
リソースとツール
も提供しています。
セーフティセンターの
プライバシーとセキュリティ原則
でもご紹介しているとおり、ユーザーの皆さんがプライバシーとセキュリティを管理できるようにサポートすることは、Google のあらゆる取組みにおける要です。テクノロジーによって、私たちの生活、仕事、遊びの形が継続的に変化するにつれ、オンラインのセキュリティを高め、ユーザーの安全を守る私たちの責任はますます大きくなっていきます。
セーフティセンターは、Google によるユーザー保護の取組みの最新例のひとつであり、今後も尽力して参ります。
Posted by: Mark Risher, Google Privacy & Security
Google Play でお気に入りのゲーム、アプリ、マンガに投票しよう!
2018年11月13日火曜日
今年、日本で人気を集めた Google Play のゲーム、アプリ、マンガを紹介する「Google Play ベスト オブ 2018」でユーザー投票部門の投票受付を開始しました。
Google Play ベスト オブ 2018 特設サイト
より、ゲーム、アプリ、マンガの各カテゴリーにおける Top 20 ノミネート作品の中からお気に入りに投票いただけます。ユーザー投票期間は 11 月 26 日までとなり、投票結果は Google Play 編成チームによる選出結果とあわせて 12 月 3 日に発表します。
Google Play ベストオブ 2018 ユーザー投票部門のリアル投票所が街中に出現!
今年は、
Google Play ベスト オブ 2018 特設サイト
に加え、渋谷、秋葉原、新宿の街中に出現するリアル投票所からも投票いただけます。渋谷のリアル投票所ではゲームカテゴリの投票ができ、投票したゲームのキャラクターと一緒に記念撮影ができるフォトブースをご用意しています。秋葉原と新宿のミニ・リアル投票所ではゲームとアプリ二つのカテゴリの投票が可能です。
ぜひ、あなたのお気に入りに投票してくださいね!
※n_space リアル投票所イメージ図
【投票所の概要】
n_space リアル投票所:
期間:11 月 12 日~ 11 月 25 日
場所:
東京都渋谷区宇田川町 13-9
KN ビル 1~2F
実施時間
・平日:14:00~22:00
・土日祝:12:00~22:00
渋谷 109 リアル投票所:
期間:11 月 21 日~ 11 月 25 日
場所:
東京都渋谷区道玄坂 2-29-1
SHIBUYA 109
実施時間
・平日:12:00~20:00
・土日祝:12:00~20:00
秋葉原ミニ・リアル投票所:
期間:11 月 12 日~ 11 月 18 日
場所:
東京都千代田区外神田 4 丁目 14-1
秋葉原 UDX サボニウス広場
実施時間
・平日:12:30~20:30
・土日祝:12:30~20:30
新宿ミニ・リアル投票所:
期間:11 月 12 日~ 11 月 17 日
場所:
東京都渋谷区千駄ヶ谷 5-24-9
新宿タカシマヤ 1 階 ジェイワン広場
実施時間
・平日:12:00~20:00
・土日祝:12:00~20:00
※フォトブースの設置は n_space リアル投票所と渋谷 109 リアル投票所のみとなります。
Posted by Google Play チーム
Project Strobe: データ保護、サードパーティー API の改善、個人向け Google+ 終了について
2018年11月13日火曜日
多数の第三者が開発するアプリやサービス、およびウェブサイトの多くは、Google のさまざまなサービスを利用して開発され、スマートフォンや、仕事やオンライン上での体験の改善に役立っています。私たちは、この強力なエコシステムを強くサポートしています。しかし、このエコシステムがうまく機能するためには、ユーザーがデータの安全性を信じられるか、また開発者のための明確なルールが確立されているか、この 2 点がますます重要になっています。
Google はこれまで、定期的な内部調査やユーザーからのフィードバックに加え、プライバシー保護とセキュリティへの要求に対応するため、
コントロールの方法とポリシー
を
継続的に
強化して
きました。
今年初めに、Google では「 Project Strobe 」を開始しました。これは、Google アカウントとAndroid デバイスのデータへの、サードパーティの開発者からのアクセスに関して徹底的なレビューを行うと共に、データアクセスに関する抜本的な考え方の見直しのために実施したものです。 同プロジェクトの調査対象は、プライバシー管理の運用方法、データ・プライバシー等を理由にユーザーが利用していない API、開発者に不要に過大なアクセスが許可されているような分野、そして、弊社のポリシーをより厳しくすべきその他の領域でした。
本日、Project Strobe で私たちが行った調査から、以下の通り 4 つの調査結果および対策について発表いたします。
調査結果 1: ユーザーの期待に応える Google+ サービスの開発と維持には、大きな壁が存在する。
対策 1: 一般ユーザー向け Google+ を終了します。
Google では、ユーザーの皆さんから、Google+ 上でアプリと共有するデータをコントロールする方法をより正確に理解したいというフィードバックを以前から頂いていました。そのため Project Strobe では Google+ に関連するすべての API をしっかりと見直すことを優先事項の 1 つとして考えました。
この調査から浮かび上がったのは、エンジニアリングチームが長期に渡り、多大な努力と情熱を持って Google+ の開発に取り組んでは来ましたが、幅広いユーザーや開発者に受入れられるには至らず、利用自体もかなり限られていたという事実でした。一般ユーザー向けの Google+ は現在も利用率が低く、エンゲージメントも Google+ ユーザーセッションの 90 % が 5 秒未満という状況です。
また、今回の調査では Google+ の各種 API と関連するユーザーによるコントロール機能の継続的な開発、維持が困難であることが明らかになりました。また、Project Strobe の一連の調査を通じ、 Google+ の People API に以下のバグを発見しました。
ユーザーは、自分のプロフィールデータおよび友人の公開プロフィール情報へのアクセスを、API を通じて Google+ のアプリに許可できるようになっていました。
今回発見されたバグでは、プロフィール内で ”ユーザーと共有されている” が、公開ではない情報に対しても、アプリがアクセスできるようになっていました。
対象は、Google+ プロフィール内に登録した 名前、メールアドレス、職業、性別、年齢などで、変更頻度の低い項目でした。(すべての項目のリストは
開発者向けサイト
をご覧ください)。 なお、上記のデータには、Google+ の投稿、メッセージ、Google アカウントのデータ、電話番号、G Suite のコンテンツといった、Google+ や他のサービスに投稿ないしは接続した可能性のあるデータは一切含まれていません。
2018 年 3 月にこのバグを 発見し、その後ただちに修正しました。このバグは、公開後に API のやり取りに関する Google+ のコード変更の結果によるものと考えています。
この API のログデータの保存期間は 2 週間と設定していました。これは、プライバシーへの配慮からこのような設計を選んだものですが、このために、同バグの影響を受けた全ユーザー数を完全には確認することはできません。しかし、バグを修正する直前の 2 週間分のデータに関して詳細な分析を行った結果、Google+ の最大 50 万アカウントのプロフィールが影響を受けた可能性がある事が分かりました。 また、同期間中に、最大 438 のアプリがこの API を使用した可能性があります。
開発者たちがこのバグを認識していたり、この API を悪用したりした事実は確認されておらず、プロフィールのデータの誤用を示す事実も確認されていません。
毎年、Google では、プライバシーやセキュリティに関するバグや問題について、何百万という通知をユーザーに送信しています。 ユーザーのデータが影響を受けた可能性があり、それについて通知を行うか否かを判断する際に、私たちは法が定める範疇を超えて、ユーザーに焦点を当てたいくつかの基準を適用しています。
Google の Privacy & Data Protection Office は、今回の件について、関連データの種類を念頭におきつつ、通知すべきユーザーを正確に判別できるか、データ悪用の証拠があるか、そして、本件に対処するために開発者またはユーザーがとれるアクションがあるか、といった基準で内部調査を行いました。しかし、本件においては、上記いずれの基準にも該当しませんでした。
先程も述べたように、本調査の結果、一般ユーザーの期待に応える Google+ サービスの開発と維持には、大きな壁が存在することが分かりました。加えて、利用者数も少ないことから、一般ユーザー向けの Google+ を終了することにしました。
移行期間として 10 か月間かけてサービスを段階的に縮小し、2019 年 8 月末に提供を終了します。今後、数か月にわたり、ユーザーの皆さんにデータのダウンロードや移行方法を含む追加情報をご案内します。
同時に、組織内での Google+ の使用に関しては、その価値を認めてくださる企業のお客様も多数おられます。Google+ は、安全性の高い企業用のソーシャルネットワーク上で、組織内のコミュニケーションを取る、法人向けの使用により適していることが、今回の調査でも明らかになりました。 法人向けサービスでは、組織全体に共通のアクセスルールを設定し、集中管理することが可能です。 私たちは法人向けのサービス開発に専念し、今後もビジネス用の新機能を導入していく意向です。
調査結果 2: ユーザーはアプリに共有するデータを、きめ細かく制御したいと考えている。
対策 2: Google アカウントに紐づく情報へのより細かなアクセス許可を、個々のダイアログボックスで表示します。
アプリが Google アカウントに紐づくデータへのアクセスを求める場合、ユーザーは、具体的にそのアプリが、どのデータへのアクセスを求めているかを毎回確認し、明確な形で許可を与える必要があります。
今後、一般ユーザーは各アプリに対し、アカウントに紐づくどのデータを共有するかを、より細かくコントロールできるようになります。要求されたすべてのアクセス許可を 1 つの画面で表示するのではなく、アプリが要求するアクセス許可一つ一つを、それぞれ、ダイアログボックスで一度に 1 つずつ表示するようになります。例えば、開発者が Google カレンダーの情報と Google ドライブのドキュメントへのアクセスを要求していたとしても、ユーザーは片方のアクセスのみを許可しし、片方をアクセス不可にすることができます。本件については、開発者向けに、詳細を
Google デベロッパー ブログ
に掲載しています。
下の画像は、一般ユーザーの Google アカウントのデータに、アプリがアクセス許可を求める際の現在の画面表示です(ユーザーはこれまでも、権限リクエストを許可するかどうかは選択することができました)。
こちらが今後公開する、アクセス許可の画面表示イメージです。
調査結果3: ユーザーがアプリに対して Gmail へのアクセスを許可する時は、予め想定している使い方がある。
対策3: アクセス許可を与える使用用途を制限します。
一般ユーザー向け Gmail API のユーザー データポリシー
を更新し、個人向け Gmail データへのアクセスを許可するアプリを制限します。メールクライアント、メールバックアップサービス、(CRM や複数メールアカウントの管理サービスなどの)生産性向上サービスなど、メール機能を直接強化するアプリにのみ、アクセス許可をユーザーに求める権限が与えられます。さらに、これらのアプリは Gmail データの処理に関する新しい規則に同意する必要があり、セキュリティ評価の対象となります。 開発者の皆さん向けに詳細な情報を
Gmail デベロッパー ブログ
で公開しています。 (引き続き、
G Suite 管理者
は
ユーザーが利用するアプリを管理する
事ができます)
セキュリティ診断
では、Gmail を含む Google アカウントデータにアクセスできるアプリをいつでも確認・管理できます。
調査結果 4:ユーザーが Android アプリに対して、SMS、連絡先、電話データへのアクセスを許可する場合、予め想定している使い方がある。
対策4:Android デバイス上で、アプリが通話履歴と SMS へのアクセス許可を取得する機能を制限し、Android Contacts API 経由でのコンタクト インタラクション データの提供を停止します。
一部の Android アプリは、電話(通話履歴含む)や SMS データへのアクセス許可を求めています。Google Play では今後、こうしたアクセスを要求できるアプリを制限します。ユーザーが通話やテキストメッセージのデフォルトアプリとして設定したアプリのみが、こうした情報へのアクセスをリクエストできるようになります。(ボイスメールやバックアップアプリなど、いくつかの例外は除きます)。開発者の皆さんにおいては、
Google Play デベロッパー ポリシー センター
と
ヘルプセンター
で詳細をご確認下さい。
さらに、これまで Android Contacts へのアクセス許可に含まれていた、基本的なやり取りのデータ、例えば、最近の連絡先をメッセージアプリが表示する ーー といったことができました。今後、数ヶ月以内に、Android Contacts API から コンタクト インタラクション データへのアクセスを停止します。
今後数か月間をかけて、弊社が提供する API にさらなる制御やポリシーに関するアップデートを実施していきます。その間も、開発者の皆さんに対し、アプリやサービスを適応させるに必要な時間とアップデートの提供を行います。
Google では、ユーザーの皆さんが自分のデータが安全であると感じることができる状態で、幅広く役立つアプリをサポートしたいと考えています。開発者向けには、一層はっきりとしたルールを設けるとともに、ユーザーの皆さんがより簡単にデータを管理できるようにする等、今後も努力を続けてまいります。
Posted by; Ben Smith, Google Fellow and Vice President of Engineering
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