Japan Blog
Google のサービスや技術に関する最新情報が気になる方へ
Google Earth Engineが可能にする新しい Google Earth タイムラプス
2019年4月26日金曜日
本日より、2016 年にアップデートを
発表
した Google Earth タイムラプス に、過去 2 年の画像が加わり、1984 年から 2018 年の 35 年分の地球上の画像をご覧いただけるようになりました。また、モバイルやタブレットにも対応、デザインも一新し、より気軽に、わかりやすく、地球の変化にアクセスすることができるようになりました。
地球の経年変化を、地域や国、世界など様々なズームレベルで見ることができる Google Earth タイムラプスを使えば、ドバイの人工島
パームアイランド
の開発の様子や、アラスカの
コロンビア氷河
の後退、そしてネバタ州
ラスベガス
の印象的な都市拡大を一目で理解することができます。
日本の場所もいくつか見てみましょう。
例えば、岩手県陸前高田市では、高田松原が 2011 年の東日本大震災によって被害を受け、その跡地に防潮堤が建設されているのがわかります。
また、沖縄県那覇市では、2020 年に利用開始予定の那覇空港第二滑走路が建設されているのがわかります。
タイムラプスは、
Google Earth Engine
を使い、USGS/NASA ランドサットプログラム、ESA センチネルプログラムの 1500 万以上の衛星画像(10の 16 乗、約 1 京の画素)を組み合わせ、雲のない画像を提供しています。また、今回も、Carnegie Mellon
CREATE Lab
の Time Machine ライブラリによって、インタラクティブに探索することが可能になっています。
ぜひ、世界の気になる場所を
Earth Engine Website
で探索するか、
YouTube
で世界各地のツアーに出かけてみてください。
また、このタイムラプスを作る鍵となった Google Earth Engine ですが、
JAXA のデータセット
も先日より提供を開始し、現在までにも豪雨による土砂崩れを広範囲で検知することに使われました。
Google Earth Engine がどのようなもので、どのように活用されているか、世界一美しいと言われている JAXA 種子島宇宙センターでのロケット打ち上げ画像と共にご覧ください。
Google Earth Engine でできること
昨年 10 月に Google Earth で公開されたJAXAの
地球を見守る人工衛星たち
でご紹介しました通り、ロケット打ち上げの目的の一つは人工衛星を軌道に乗せることです。その人工衛星から届いた衛星写真などを通じて、私たちは地球の様子を知ることができます。Google Earth でも、
宇宙から見える地球上のアルファベット
や、
夜の地球
を見ることができます。
ただ、宇宙から撮影した写真には雲が写り込んでしまい、地上の様子を見えにくい場合があります。また、ある地域で森林の伐採が進んでいるように見えても、実際にはどのくらいの面積が伐採されたのかを、衛星写真のみで計測することが難しい場合もあります。
こういった課題を解決するために開発したのが、Google Earth Engine です。2010 年に
公開
した Google Earth Engine ですが、今では 40 年分の衛星画像と 例えば世界の降水量といった、600 の地球の観測データ、そして多くの計算力に、パソコンとインターネットさえあればアクセスすることができ、アルゴリズムを使ってデータを解析することが可能です。
このデータを解析する力で Google Earth タイムラプスが作成されましたし、
世界で初めて地球規模で森林の増減を可視化
することも可能になりました。
気候変動などにより、様々な地球規模課題に向き合わなくてはならない今、Google Earth Engine が今の地球をよりよく知るためのツールとなり、具体的なアクションを生み出すための知見の発見に繋がることを願っています。
Posted by Google Earth Outreach プログラムマネージャー、松岡朝美
テクノロジーの力で社会をより良いものに。日本全国 1000 万人にデジタルスキルトレーニングを提供します
2019年4月22日月曜日
Google はこれまで、
Women Will による働き方改革に関するトレーニング
、イノベーションジャパンによる中小企業やスタートアップを支援するデジタルマーケティングに関するトレーニング、
NPO「みんなのコード」との協力による教育者に向けたコンピューターサイエンス教育に関するトレーニング
など、様々なデジタルスキルに関するトレーニングを提供してきました。
在宅勤務などの働き方改革が進む中で、より効率的で生産性の高い働き方をテクノロジーを活用して実現したいというニーズ、インバウンドが拡大する中で、より海外のマーケットを意識したマーケティングを行いたいというニーズ、2020 年に必修化するプログラミング教育を行える教育者を増やしたいというニーズなど、デジタルスキルに対する多様なニーズが高まっています。
一方で、デジタルスキルの習得において、ビジネスの規模や地域によって格差が生まれています。
例えば、クラウドを活用した働き方改革やデジタルマーケティングについては、従業員規模が小さいほど ICT の活用ができていない(
総務省 通信利用動向調査報告書・平成 29年
)状況になっており、中小企業がIT投資を行わない理由のトップは「IT を導入できる人材がいない」となっています(
経済産業省 中小企業・小規模事業者の生産性向上について・平成 29 年
)。
また、小学校でのプログラミング教育においては、地域で「特に取り組みをしていない」教育委員会が関東ブロックでは 34 %であるのに対して、北海道・東北・九州沖縄ブロックでは 60% を超えており、地域差が生まれています。(
教育委員会等における小学校プログラミング教育に関する取り組み状況等について・平成 29 年度
)
そこで Google は、ビジネスの規模や地域などに関わらず、より多くの方のデジタルスキル習得をサポートをするために、デジタルスキルトレーニングの提供を開始いたします。これまで行ってきた各種トレーニングの知見を活かし、「Grow with Google」というプロジェクトの下、日本国内で 2022 年までに 1000 万人にデジタルスキルトレーニングを提供します。詳しくはこちらのサイト(
http://g.co/growjapan
)をご覧下さい。
Grow with Google 概要
Grow with Google では、オンラインで受講できる「オンライントレーニング」と、セミナーやイベントなどの「対面式トレーニング」の 2 つを用意します。いずれも無償で受講できます。
プロジェクト開始時点では、下記 5 つの主要カテゴリーで様々なトレーニングプログラムを提供してまいります。
ビジネス向け
プログラム例 :「はじめてのデジタルマーケティング」 知識ゼロの状態からデジタルマーケティングの基礎を学ぶプログラム。
個人向け
プログラム例: 「はじめての働き方改革」 個人やチームとしても取り組める「働く」をもっと良くするためのプログラム。
学生・教育者向け
プログラム例:「はじめてのAI」 AI の基礎を理解し、どのように社会で活用されているかを学ぶプログラム。
スタートアップ向け
プログラム例:「Launchpad Accelerator」スタートアップのビジネスがグローバルにスケールするための支援を目的としたプログラム。
デベロッパー向け
プログラム例:「ML Study Jams」機械学習の専門的な知識を持たない開発者向けに ML API を利用して トレーニングを無料で提供するプログラム。
Grow with Google では、様々なパートナーと協力させていただくことで、より多くの方にトレーニングを受けていただくことを目指します。
今回、ビジネス向けには、「何から始めて良いかわからない」という方のために、「デジタルマーケティングの基礎」と「働き方改革の基礎」が 1 時間で学べる「はじめてのデジタルマーケティング」「はじめての働き方改革」トレーニングを、三菱 UFJ フィナンシャル・グループの三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング株式会社様と協力して全国の中小企業に提供します。また、学生・教育者向けには、大学生を対象に、「 AI の基礎的な概要」が 1 時間で学べる「はじめての AI 」トレーニングを、株式会社マイナビ様と協力して全国の大学生に提供します。
Grow with Google パートナーに関してご興味のある企業・団体・個人の皆さまは公式ウェブサイト(
LINK
)のお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
本プロジェクトについて、 情報通信技術(IT)政策ご担当 内閣府特命担当大臣 平井卓也様よりコメントをいただいています。
「世界ではデジタル化とグローバル化が不可逆的に進んでおり、日本もその変化に直面しています。多様なアイデアや技術が創出され、失敗しても何度でも挑戦できる環境が、社会・産業構造に変化をもたらすイノベーションにつながります。そうしたイノベーターたちが新しい時代を創っていくことは間違いなく、世界に伍するエコシステムを創れるかが、日本の将来のカギを握っています。異業種・異分野のイノベーターが連携することで、日本におけるデジタル化が一層推進され、多くのスタートアップ等が成長することで、産業の発展や技術促進、グローバル化に寄与することを期待しています。」
テクノロジーの力で社会をより良いものにしていくために。Google はこれからも尽力して参ります。
Posted by: Grow with Google チーム
Gboard チームからの新しいご提案
2019年4月1日月曜日
Gboard チームは、いつでもどこでも思いどおりの文字入力を提供すべく、日々努力を重ねています。Gboard は、優れた変換性能にくわえて、お好きな写真を背景にできるテーマ機能や、外国語への翻訳機能などの便利な機能をそなえたキーボード アプリです。
Android
と
iOS
のどちらでもご利用いただけます。
私たちは、快適な文字入力環境を実現するために、これまでにもさまざまなキーボードやデバイスを提案してきました。
そして今回、私たちが注目したのは文字入力の柔軟性です。
これまでも、従来の発想とはかけ離れたキーボードを開発してきたという自負がありますが、その手法にはまだ硬さが残っていました。そこで、より柔軟かつ自由に、杓子定規な思考からの脱却を目指して新たなデバイスを開発しました。その成果を Gboard チームからの新しいご提案として、本日紹介いたします。
Gboard スプーン曲げバージョンは、スプーンを自在に曲げることにより文字入力を実現するまったく新しいキーボードです。もうやみくもにスプーンを曲げる時代は終わりです。
Gboard スプーン曲げバージョンを、お使いのスマートフォンやパソコンに接続すれば準備完了です。あとはスプーンを曲げるだけ。その角度に対応する文字が入力されます。A はやさしく、Z は力強く。あなたが思いを込めてスプーンを曲げれば曲げるほど、後ろの方の文字が入力できます。
Gboard スプーン曲げバージョンは、あなたの文字入力のすくいになること間違いありません。
Gboard スプーン曲げバージョン紹介ページ:
g.co/mageru
これからもより快適な入力方法の実現に向けて、キラリと光る研究開発を続けていきたいと考えています。今年もよろしくお願いいたします。
<よくありそうな質問>
Q. 初心者でも使えますか?
A. これまではスプーンを曲げられなかった方でも簡単にご利用いただけます。
Q. スプーンを自在に曲げるにはどうすればいいですか。
A. 力を入れるさじ加減を調整してください。
Q. 自作できますか?
A. ご家庭の 3D プリンターやプリント基板加工機でご利用いただける設計図、回路図、ファームウェアなどを
オープンソース
として公開しています。
Q. 素敵なハードウェアですね。
A. どちらかというと柔らかい方です。
Q. 今日は何の日?
A. 今日は 4 月 1 日、月曜日です。今日 1 日、だまされないように気をつけましょう。
Q. 最後のオチをお願いします。
A. フォークバージョンも検討しています。
Posted by Gboard チーム
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