生成 AI の新たな技術進歩により、検索エンジンの更なる可能性を再考することができ、新しいタイプの質問に答えたり、情報の整理の仕方を進化させることが可能になりました。今回の新たな取り組みにより、ユーザーがトピックをより早く理解したり、新しい視点や洞察を発見したり、知りたい情報により簡単にアクセスしたり、複雑で時間のかかる作業をより効率化できるようサポートします。
たとえば「残暑見舞いはいつ頃送る? 」という質問を考えてみましょう 。通常であれば、ひとつの質問をより噛み砕いた質問に分割し、複数の情報源からの膨大な情報を整理して、自分でつなぎ合わせて理解しなければなりません。生成 AI を使用すれば、検索がそうした面倒な作業の一部を代わりに実行します。
生成 AI による検索体験 (SGE) では、生成 AI を活用し、考慮すべき重要な情報の概要を作成します。この概要の下には、たとえば「残暑見舞いに何を送ったら喜ばれますか?」や「残暑見舞いのマナーは?」といった追加で質問できる候補を提示する機能が表示されます。これらの候補もしくは「追加で聞く」をタップすると、新しい会話モードに移行し、調べているトピックについてさらに質問ができます。質問から質問へと文脈が引き継がれるため、より自然に探索を続けることができます。 また、概要にある情報をより掘り下げて調べられるよう、ウェブサイトへのリンクも表示されます。
Google は、新しい生成 AI 技術を活用した検索体験を導入するにあたり、責任ある慎重なアプローチをとっています。生成 AI と LLM には既知の制限があり、検索が常に正しく機能するとは限りません。そのため、生成 AI による検索体験 (SGE) のモデルも、検索の高い品質基準を維持できるようトレーニングを続けており、今後もさらにアップデートをしていく予定です。また、全ての検索結果で生成 AI による概要を表示するのではなく、質問の種類に応じて、関連する質問に対してのみ起動するようにしています。さらに、表示を切り替えて、それぞれの文章がどのサイトの情報に裏付けられているかを確認したり、該当するサイトをクリックしてさらに深く調べたりすることができます。
責任を持つということは、オープンウェブのエコシステムと連携することでもあります。Google は、生成 AI を検索に組み込む工程においても、トラフィックをウェブサイトに送ることに引き続き注力しています。広告は、ウェブが機能するための重要な要素であり、ユーザーが関連する製品やサービスを見つけるのに役立つと考えています。この新しい生成 AI の体験では、検索広告はページ全体の専用広告枠に引き続き表示されます。また、広告の透明性を確保し、検索結果と広告が明確に区別できるように「スポンサー」と表示します。
生成 AI による検索体験 (SGE) は、Search Labs の試験的取り組みとして提供を開始します。
Search Labs は、検索に関する大胆なアイデアや機能をテストするための登録制の新しい仕組みです。参加されるユーザーは、初期段階の実験的なアイデアを試し、開発チームへ直接フィードバックを共有することができます。
日本各地で最高気温が 35℃ を超える猛暑日が続いています。世界中でも、熱中症による死者は増加傾向にあり、インターネットで猛暑について検索する人が増えています。
このような時に信頼性の高い有益な情報を提供するため、Google 検索では、今月より気象庁および環境省の発表する熱中症警戒アラートをよりわかりやすく表示しています。「今日の天気」などに関連する情報を検索すると、検索結果の目立つ場所に表示され、詳細を見ることができます。また Android のスマートフォンでは、熱中症警戒アラートが発表されると、ホーム画面と天気アプリの中で表示し、素早く熱中症に気をつけた行動や対策をするお手伝いをします。
今年前半、自分や家族のために、検索で意図せず露骨な画像が表示されないようにする新しい管理機能を発表しました。今回のアップデートにより、アダルト コンテンツや暴力的な描写などの露骨な画像が検索結果に表示される場合に、デフォルトでぼかしが入るようになりました。
新しいセーフサーチのぼかし設定は、今月から世界中のすべてのユーザーが利用できるようになります。この設定は、保護者または学校のネットワーク管理者によってロックされている場合を除き、いつでも変更または無効にできます。
Google は、以前からユーザーの同意なしで作成 / 公開された露骨な画像を Google から削除できるようにするポリシーを運用してきました。そして今月から、これらの保護機能に基づいて、検索に表示したくない露骨な個人的画像を検索からより簡単に削除をリクエストできる機能を導入しました。たとえば、ウェブサイトに公開された露骨なコンテンツを削除した後、そのコンテンツが承認なしに他の場所で公開されている場合、検索に表示されないように削除をリクエストできます。このポリシーは、商品化されているコンテンツには適用されません。
また、個人情報や露骨な画像を含むウェブサイトや、その他のコンテンツの削除をリクエストする申請フォームをよりシンプルなものにアップデートしました。もちろん、Google 検索からコンテンツを削除しても、ウェブや他の検索エンジンからそのコンテンツが削除されるわけではありませんが、これらの変更により、Google 検索に表示される個人情報をより詳細にコントロールできます。
Google は、ユーザー自身がオンライン体験を管理することの重要性を認識しています。本日ご紹介した新しいツールやアップデートは、Google 検索をより安全で便利にお使いいただける検索ツールにするために、私たちが継続的に取り組んでいるさまざまな活動の一環です。
楽しく安全に過ごす夏に、ぜひ Google 検索の新しい機能をお試しください。
Google for Startups は、2020 年以降、日本を含むアジア太平洋地域のスタートアップの女性起業家を支援する 12 週間のプログラム Women Founders Academy を実施し、女性起業家を支援してきました。そして、今回、より多くの女性のスタートアップ起業家が AI 技術を活用したサービスやプロダクトを開発できるよう、競争の場を平等にすることを目指し、アジア太平洋地域の女性起業家を対象にした新しいファンド Women Founders Fund を立ち上げます。
今回の Women Founders Fund は、日本、韓国、インドの女性起業家が設立したスタートアップを対象に 6 社採択し、各社に 10 万ドル (約 1,400 万円) の資金を提供します。本ファンドを通じて、女性起業家が自身のビジネスを成功させ、リーダーとしてさらに成長できるよう支援することで、女性起業家が、均等な機会を得られるようにしたいと考えています。このファンドは世界各地で行っている Google for Startups Founders Funds の取り組みの一部で、多様な起業家を支援し、多様性を促進することを目指します。
採択スタートアップに提供すること
採択された女性起業家スタートアップ各社には 10 万ドル (約 1,400 万円) の資金と、2024 年から実施するプログラムによるサポートを提供します。プログラムでは、Google 社員によるメンターシップ、Google Cloud クレジット、プロダクトに関するサポートを提供し、事業拡大を支援します。
応募要件
Google では、以下の基準を満たす女性(共同)起業家からのご応募をお待ちしています。
日本、韓国、インドのいずれかに本社を置く
シードからシリーズ A までの資金調達ステージ
現在フルタイムで創業スタートアップの事業に取り組んでいる
英語が堪能である
技術的に実現可能な AI の応用に取り組んでいる
グローバル展開を目指している
より良い社会の実現のための AI 活用を推進するスタートアップである
スケジュール (予定)
応募開始:2023 年 8 月 2 日 (水)
応募締め切り:2023 年 8 月 15 日 (火)
採択スタートアップ発表:2023 年 9 月上旬
本ファンドの詳細につきましては、こちらのページをご参照ください。
Google for Startups は Women Founders Fund を通じて均等な機会の場を提供し、アジア太平洋地域で活躍する女性起業家が、AI を活用した革新的なソリューションを展開できるように支援していきます。女性起業家の皆様のご応募をお待ちしております。
*1 JP Morgan Private Bank and Ernest & Young, based on 15,000 private firms in APAC
Posted by Google for Startups Japan チーム
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