Japan Blog
Google のサービスや技術に関する最新情報が気になる方へ
Google マップと Google 検索上の災害情報の可視化を強化
2019年6月7日金曜日
Google は本日、災害時に信頼できる情報をリアルタイムに表示するSOS アラートに、自然災害に関する、よりわかりやすくなったビジュアル情報と、新たなナビゲーション警告システムを Google マップに追加しました。今回のアップデートにより、更に正確に災害の位置を把握し、その災害がどの方向に向かっているのか、予測できるようになりました。変更内容、および、緊急時に連絡を絶やさず情報を受け取るための 3 つの方法を、以下にまとめましたのでご覧ください。
台風の進路予測、地震「シェイクマップ」など
発生中の災害の概略、関連ニュース、緊急通報用電話番号およびウェブサイト、現地の公的機関による公式ツイートの更新、安全確保のためのアドバイス等を含む災害情報は、これまでにも SOS アラートで提供していました。今後はさらに、台風、地震および洪水(インドのみ)の情報についてもより詳細に可視化することで、 現地の状況をもっと簡単に把握できます。
台風が到来する数日前より、該当エリア付近のユーザーには、Google マップ上で災害注意カードを自動的に表示します。このカードは台風の進路予測に加え、予想される軌道や特定地点をいつごろ通過するかといった情報も表示するため、事前に対応を検討できます。
地震が発生した場合にも、災害カードをタップするだけで地震のシェイクマップが表示されます。シェイクマップとは震源地、マグニチュード、さらには周辺地域での揺れの激しさを色分けし、可視化した地図情報のことです。この情報で迅速に地震の範囲を把握し、もっとも被害が大きいと思われる地域を確認できます。
被害を受けた地域外にいる場合に、災害に関する詳細を確認したいとときは、Google で災害の名称や地名といった関連する単語などを検索するだけで、同様の概略を示す SOS アラート等の関連情報がカードで表示されます。
Google マップでの災害ナビゲーション警告
上記に加え、ご利用のルートが災害の影響を受けていると思われる場合にも、警告を表示(また、可能な場合には被害エリアを迂回するルートを提案)する機能を近日中に提供開始する予定です。
災害時の対応は一刻を争います。連絡を絶やさず、必要な情報を迅速に入手するための Google マップ活用方法を 3 つご紹介します。
現在地を共有する:
刻々と変化し混乱を極める状況において、友人や家族に現在地を知らせることは極めて重要です。災害カードから、現在地を共有(最短 15 分間、または共有を停止するまで)できます。
道路の閉鎖状況を確認、報告する:
地図上で交通情報をオンにすれば、Android 上で付近で閉鎖がすでに確認されている、またはその懸念がある道路を確認でき、さらにその状況が最後にいつ更新されたのかが確認できます。運転中に閉鎖された道路に遭遇した場合は、状況を報告し、付近の他のユーザーに知らることができます。さらに道路をタップすれば、その道が閉鎖されているか否かの状況を更新することができます。
災害情報を大切な人たちと直接共有する:
災害カードの共有ボタンを押せば、友人や家族に現状を共有し続けることができます。共有相手は、Google マップから、災害情報、ビジュアル情報、緊急連絡先などを確認することができます。
台風進路予測、地震シェイクマップは今後数週間のうちに Android、iOS、デスクトップおよびモバイルウェブにて運用を開始します。ぜひご活用ください。
Posted by Hannah Stulberg Product Manager, Google Maps
Google Nest Hub 新登場
2019年6月5日水曜日
Google は、Google アシスタントを搭載するスマートディスプレイ「
Google Nest Hub
」を 6 月 12 日(水)より国内で発売します。
Google Nest Hub は、毎日の生活に便利な情報を一目で確認できるスマートディスプレイです。Google アシスタントを搭載し、話しかけるだけで検索、YouTube、Google フォト、カレンダー、マップなど、Google の役立つ機能をディスプレイに表示して利用することができます。
どんなお部屋にもぴったり
Google Nest Hub はインテリアとしても馴染みやすく、どんなお部屋にもぴったりです。7 インチのディスプレイ画面は大きすぎず、部屋で写真を見るのにちょうどいいサイズです。柔らかく丸みを帯びたデザインは、キッチンカウンターや寝室のサイドテーブルなど、どんな場所においても違和感がありません。本体カラーは、Chalk、Charcoal、Aqua、Sand の 4 色。インテリアに合わせてお好みの色をお選び頂けます。
Google Nest Hub はカメラを搭載せず、カメラを置きたくない部屋での使用に適しています。端末上部には、周囲の光に合わせて画面の明るさを自動的に調整するアンビエント EQ 機能のライトセンサーを搭載しています。これにより、画面が極端に眩しく光ることがなく、表示される写真も自然と部屋に溶け込みます。また、就寝時は画面の照度が暗くなり、眠りを妨げることもありません。
朝のルーティンで一日の始まりをスムーズに
どんなご家庭でも、朝は慌ただしいものです。目が覚めてから家を出るまで、1 分たりとも無駄にはできません。そんな忙しい朝には、Google Nest Hub のルーティン機能を使って、効率的に情報を入手しましょう。「OK Google, おはよう」と声をかけるだけで、あなたにパーソナライズされた Google カレンダーの予定、Google マップを使った通勤ルートの交通情報、リマインダーや天気情報などの、一連の便利な情報がひと目で確認できます。また、話している人の声を聞き分けるボイスマッチ機能を使えば、最大 6 人が各々のニーズや好みに合わせたカスタムのルーティンを作成でき、家族での利用に便利です。
スマートホームをシンプルに
Google Nest Hub を使って、数多くのメーカーから販売されているスマートホーム向けデバイスを簡単に一括で管理できます。画面を上から下にスワイプすると、ご自宅でつながっている対応スマートデバイスの一覧を確認し、タッチで操作できるダッシュボード画面「ホームビュー」が表示されます。対応デバイスを操作するたびに別々のアプリを起動する必要はありません。家族のどなたでも、 Google Nest Hub のホームビューから、簡単に管理できるようになります。
Google フォトで思い出の写真を楽しむ
利用していない時は、Google Nest Hub をフォトフレームとしてお楽しみください。簡単な設定で表示する写真を自動的に更新することができ、いつでもベストな写真をご覧いただけます。また、Google フォトの「リアルタイム共有アルバム」機能を使えば、表示したい人物やペットの写真を自動的にアルバムに追加し、Google Nest Hub に表示できます。手動で写真をアルバムに追加する必要はありません。重複した写真や焦点のあっていないボケた写真は非表示になります。例えば、孫の写真を自動的に表示するよう設定したリアルタイム共有アルバムを実家のご両親と共有すれば、ご両親はいつでもお孫さんの最新のベストショットを Google Nest Hub の画面上で見られます。また、特定の写真を表示したいときは、「OK Google, 京都の写真を見せて」と声をかけるだけですぐに思い出の京都旅行の写真を表示できます。
キッチンで手がふさがっていても大丈夫
料理中に手がふさがっていても、Google Nest Hub があれば素早くレシピをチェックできます。たくさんのレシピの中からお好みのものを音声で検索して、スムーズに料理を始められます。
音楽や動画を楽しむのにも最適
Google Nest Hub を購入すると、YouTube Premiumを 3 ヶ月無料でお楽しみいただけます。*1 YouTube Premium は、YouTube Music や YouTube の動画を広告無しで視聴でき、オフライン再生やバッグクラウンド再生が利用できます。YouTube の他にも、様々な音楽や動画サービスのコンテンツをお楽しみ頂けます。Google Nest Hub はフルレンジスピーカーを搭載し、鮮明でクリアなサウンドを再生します。
日本での販売情報
Google Nest Hub の希望小売価格は 15,120 円(税込)です。6 月 12 日(水)より
Google ストア
をはじめ、各地の販売店やオンラインサイトでご購入頂けるようになります。
新しい Google Nest Hub、ぜひお試しください。
Google Nest Hub を購入できる主要な店舗・オンラインサイト
エディオン(株式会社エディオン)
Google ストア(Google)
ケーズデンキ(株式会社ケーズホールディングス)
コジマ(株式会社コジマ)
上新電機(上新電機株式会社)
ソフトバンクショップ(ソフトバンク株式会社、SB C&S株式会社)
ソフマップ(株式会社ソフマップ)
TSUKUMO(株式会社Project White)
ノジマ(株式会社ノジマ)
PCデポ(株式会社ピーシーデポコーポレーション)
ビックカメラ(株式会社ビックカメラ)
ベイシア電器(株式会社ベイシア電器)
ベスト電器(株式会社ベスト電器)
ヤマダ電機(株式会社ヤマダ電機)
ヨドバシカメラ(株式会社ヨドバシカメラ)
楽天ブックス(楽天株式会社)
お料理をサポートするレシピ
AJINOMOTO PARK(味の素株式会社)
E・レシピ(エキサイト株式会社)
オレンジページ(株式会社 オレンジページ)
クラシル(dely株式会社)
DELISH KITCHEN(株式会社エブリー)
Nadia(株式会社オーシャンズ)
macaroni(株式会社トラストリッジ)
レタスクラブニュース(株式会社KADOKAWA)
音楽や動画コンテンツを楽しむ
AWA(AWA株式会社)
うたパス・ビデオパス(KDDI 株式会社)
Google Play Music(Google)
Spotify(スポティファイジャパン株式会社)
dヒッツ(株式会社NTTドコモ)
*順次対応開始
Hulu(HJホールディングス株式会社)
ラジコ(株式会社 radiko)
YouTube / YouTube Music(Google)
U-NEXT(株式会社U-NEXT)
*7月までの対応開始を予定
ニュースや情報を確認する
ウェザーニュース(株式会社ウェザーニューズ)
日経電子版(株式会社 日本経済新聞社)
テレ朝ニュース(株式会社テレビ朝日)
WIRED(合同会社コンデナスト・ジャパン)
*1
2019 年 12 月 31 日までに Google Nest Hub の利用開始設定を行った日本在住の方のみご利用いただけます。YouTube Premium、YouTube Music Premium、Google Play Music のいずれも定期購入や無料トライアルをご利用になったことがない方のみ対象となります。2020 年 1 月 14 日までにご利用いただく必要があります。有効なお支払い方法をご登録いただく必要があります。無料トライアル期間が終了すると、通常の定期購入料金が自動的に課金されます。
Posted by Google Nest & Google アシスタントチーム
Demo Day Asia 2019 をバンコクで開催します
2019年6月3日月曜日
Google は、今年で 2 回目となる
Demo Day Asia
をバンコクで開催します。
乳がん早期発見のための画像診断装置
から、
太陽エネルギーを使い、子供たちへの教育の機会を改善するプロジェクト
まで様々な分野のスタートアップ各社より応募をいただきました。今年は、アジアを拠点に世界で活躍する 11 社が最終候補に選ばれました。
Demo Day Asia 2019 の最終候補 は以下の 11 社です。
Anywhr
(シンガポール)、
Glazziq
(タイ)、
Kyna
(ベトナム)、
Lily Medtech
(日本)、
Matelabs
(インド)、
Modoo
(中国)、
Soundbrenner
(香港)、
Talkiplay
(オーストラリア)、
Tello Talk
(
パキスタン)、
Wahyoo
(インドネシア)、
Yolk
(韓国)
最終候補に選出された各社は、今月 19 日にバンコクで行われる
Techsauce Global Summit
で Google for Startups Demo Day に参加します。 Google は、3 日間のメンターシップ、プログラミング、ネットワーキングの体験を提供します。最後には、
Golden Gate Ventures
の Jeffrey Paine や
Monk's Hill Ventures
の Justin Nguyen、
GOBI Partners
の Shannon Kalayanamitr 等、著名な審査員に事業戦略をピッチする機会が用意されています。
昨年
行われた第 1 回の Demo Day Asia
で披露されたように、いまアジアでは多くのアイディアが生まれています。Google は、これらの才能あふれるスタートアップたちがトップレベルの投資家たちとつながる機会を創出できることを、そして彼らの社会における大きな問題を解決したいというビジョンを援助できることを大変嬉しく思います。 Demo Day Asia 2019 は、もうすぐ始まります。アジア地域の次世代を担うテックチャンピオンたちにご期待ください。
Posted by Michael Kim, Partnerships Manager, Google for Startups
最新の研究結果: アカウントの不正利用を防止する基本的な方法とその効果
2019年5月27日月曜日
Google は毎日、アカウントハイジャックを狙った大量の攻撃からユーザーを保護しています。これらの攻撃は、自動ボットによるサードパーティから漏洩したパスワードに端を発するアクセスが大半ですが、フィッシングや標的型攻撃も発生しています。今年初めに、アカウント再設定用の電話番号の追加などを含む
5 つの簡単な手順
によるセキュリティ対策方法をお知らせしましたが、今回はそうした対応策の効果についてお知らせします。
Google は、ニューヨーク大学とカリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者と協力し、アカウントの基本的なセキュリティ対策が、アカウントの乗っ取り防止にどれほど効果的かを調査しました。一年間に渡り
不特定多数を狙った攻撃
と
標的型攻撃
を対象に、その調査結果を先日 5 月 17日にサンフランシスコで開催された
The Web Conference
で発表しました。
調査の結果、Google アカウントに再設定用の電話番号を登録するだけで、ボットによる自動の攻撃の 100% 、不特定多数を狙ったフィッシング攻撃の 99%、そして標的型攻撃の 66% をブロックできることが明らかになりました。
Google の自動的かつ積極的なハイジャックを防止する取組み
Google は、すべてのユーザーをアカウント乗っ取りから保護するために、自動化し、”プロアクティブな” セキュリティ レイヤを構築しています。たとえば、不審なサインインが検出された場合(新しい場所やデバイスからのサインイン)そのサインインが実際にアカウント所有者によって行なわれたものかどうか、追加の証明を要求します。この時、アカウント所有者か否かの証明に使われるのが、信頼できる電話端末や、秘密の質問です。もしあなたがスマートフォンにサインインしていたり、再設定用の電話番号を登録していれば、デバイスベースの
2 段階認証プロセス
と同等のセキュリティ保護を提供することができます。
今回の調査では、アカウント再設定用の電話番号に SMS コードを送信するように設定するだけで、ボットによる自動攻撃を 100%、不特定多数を狙ったフィッシング攻撃では 96%、標的型攻撃では 76% をブロックできることが示されました。加えて、SMS よりもさらに安全な
端末上のプロンプト
(2 段階認証プロセスのコードでログインする代わりに、Google からスマートフォンに送信されるプロンプトをタップする方法)を使ったセキュリティ保護では、ボットによる自動攻撃を 100%、不特定多数を狙ったフィッシング攻撃を 99%、標的型攻撃を 90% 防ぐことができました。
自動的な攻撃を防ぐ上で、端末ベースと知識ベースのセキュリティはいずれも効果的ですが、端末をベースとするセキュリティはフィッシングや標的型攻撃のいずれにも効果を発揮します。
Google では、アカウント再設定用の電話番号を設定していない場合に、保護強度は落ちるものの、前回サインインした場所を聞くといった知識ベースのセキュリティ保護方法を取ります。この方法はボットに対しては効果的ですが、フィッシングに対する保護率は 10% 程度まで低下する可能性があり、標的型攻撃に対しても同様の脆弱性が発生します。これは、フィッシングや標的型攻撃では、偽のページを表示することで、サインインに必要な情報をユーザーから騙し取ることがあげられます。
こうしたセキュリティ上の利点を考慮すると、すべてのサインインにおいて追加の手順を導入すべきと思われるかもしれません。しかし、追加手順の導入は、アカウントからロックアウトされるリスクを上げることがわかっています。今回の調査では、ログインの問題が発生した際に 38% のユーザーはスマートフォンを手元に持っておらず、34% のユーザーは予備のメールアドレスを思い出すことができませんでした。
もしスマートフォンにアクセスできなかったり、これらの追加手順をクリアすることができない場合は、以前にログインした端末を使うことで、アカウントにアクセスすることができます。
hack for hire を調査する
ボットによる攻撃やフィッシング攻撃は自動のセキュリティ システムでブロック可能ですが、標的型攻撃はより悪質になりつつあります。Google では、
アカウント不正利用
に関する継続的な対策の一貫として、 ある Google アカウントのハッキング 1 件に対し、750 ドルの賞金を提示する犯罪グループ「hack for hire」の調査を進めています。そうしたケースでは、攻撃者は家族、同僚、政府関係者、Google を装い、ユーザーのアカウント情報を抜き出すために複数のフィッシング攻撃を仕掛けています。ターゲットが罠にかからない場合、攻撃が 1 ヶ月以上も続くようなケースも認められています。
パスワードの有効性をリアルタイムでチェックするフィッシング攻撃の例。
アカウントにアクセスするための SMS 認証コードを開示するように要求しています。
このようなレベルのリスクに直面しているユーザーは 100 万人に 1 人程度であり、攻撃者はランダムな個人を標的にしていません。Google の自動的なセキュリティ保護機能は標的型攻撃の 66% を遅延または防ぐことができますが、リスクの高いユーザーに対しては
Advanced Protection Program
への登録を推奨しています。今回の調査でも、セキュリティキーを使用していたユーザーは、フィッシング攻撃の被害者にならずにすんだことがわかっています。
アカウントのセキュリティを確認する
調査結果からも読み取れる通り、Google アカウントを保護するためにできる最も簡単な方法は、アカウント再設定用の電話番号を登録することです。ジャーナリスト、活動家、ビジネスリーダー、政治活動グループなど、リスクの高いユーザーには、
高度な保護プログラム
による最高レベルのセキュリティを提供しています。
Chrome 拡張機能「Password Checkup」
をインストールすることで、第三者によるパスワード侵害から Google 以外のアカウントを保護することもできます。車でシートベルトを締めるのと同じように、アカウントを安全に保つためにも、ぜひ
アカウントを安全に保つ 5 つのヒント
を確認してください。
Posted by Kurt Thomas and Angelika Moscicki
すべてのユーザーに役立つプライバシー機能を
2019年5月16日木曜日
いつもお使いの言語で検索結果を表示したり、自宅までの最短ルートを提案したり、データは Google のサービスを、あなたにとって便利にすることができます。私たちは、ユーザーの皆さんが、自身のデータを把握して管理でき、自分にあったプライバシーの設定を選択できることが重要だと考えています。だからこそ、Google の製品には、かねてから使いやすい
プライバシーの機能や設定
を組み込んできました。
今日は、先日の I/O で発表した Google の製品及びプラットフォーム全体に向けたプライバシーとセキュリティツールの拡充についてご案内します。
データの管理をもっと簡単に
主要な Google の製品すべてから、Google アカウントにワンタップでアクセス
プライバシー設定は、見つけやすく、使いやすいことが大切です。
Google では、あなたが Google に保存・共有している自分の情報をひと目で確認し、プライバシーとセキュリティの設定を管理する場所として、数年前に
Google アカウント
を導入しました。設定方法もシンプルに、オンかオフを選ぶだけで、どのアクティビティをアカウントに紐づけて保存するかを決められます。削除する場合も、個別のアクティビティを選ぶか、情報のカテゴリを選ぶだけです。
Google が提供する製品の増加にあわせて、設定をより見つけやすくするための変更も行っています。たとえば、先日から Gmail、ドライブ、連絡先、Google Pay では、画面の右上にアカウントのプロフィール アイコンを表示するように変更しました。アイコンから Google アカウントのリンク(デスクトップでは、プライバシーのリンク)をタップするだけで、管理画面にすばやくアクセスすることができます。目立つ場所にプロフィール画像を表示することで、Google アカウントにログインしているかどうかも、ひと目で分かります。今月には、検索、マップ、YouTube、Chrome、アシスタント、ニュースなどでも、同様の機能がお使いいただけるようになります。
検索、マップ、アシスタントでデータを簡単に管理
昨年、
検索
から直接、検索履歴等のデータを
管理できる機能
を公開しました。検索の画面を離れずに、最近の検索アクティビティを確認したり、削除したり、検索に関連した Google アカウント内のプライバシー設定にアクセスできる他、データ利用と検索についての説明を読むことができます。今後、マップ、アシスタント、YouTube (近日中に公開予定) でも、より容易にデータ管理ができるようしていきます。たとえば、Google マップを使いながら、位置情報に関連するアクティビティを確認・削除し、経路検索に戻るといったことができるようになります。
ウェブとアプリのアクティビティの自動削除、今後はロケーション履歴にも
先週、ウェブとアプリのアクティビティ および ロケーション履歴 の保存期間を 3 ヶ月 もしくは 18 ヶ月から選べるように変更しました。いずれかの期間を選択すると、指定した期間より前に保存されたデータは以後継続して自動的にあなたのアカウントから削除されます。同機能は、
ウェブとアプリのアクティビティ
で
5 月 1 日
より、
ロケーション履歴
では来月からご利用いただけるようになる予定です。
シークレットモードを Google のアプリにも
10 年以上前に公開して以来、Chrome ブラウザの
シークレットモード
は、
閲覧履歴等のアクティビティ
をブラウザやデバイスに保存せずにインターネットを閲覧する自由をユーザーの皆さんに提供しています。スマートフォンがインターネットにアクセスする手段として主流となった現在、Google の主なアプリでも、このプライベートブラウジングのための機能が求められていると考えています。シークレットモードは、すでに YouTube アプリでお使いいただけますが、近日中に同機能をマップ及び検索アプリでもお使いいただけるようにする予定です。シークレットモードに切り替えるには、プロフィール写真をタップして「シークレットモードをオンにする」を選んでください。Google マップでシークレットモードを有効にすると、検索した場所やルート案内などのアクティビティは Google アカウントに保存されません。
より強力なプライバシー管理をプラットフォームに組み込む
先日の I/O では、Google が提供するプラットフォームや製品上での横断的なプライバシーの取組みについても紹介しました。たとえば、
Android Q
には、設定メニュー内のプライバシーに関する項目を見つけやすいようにしたほか、位置情報もさらにわかりやすく、管理しやすく変更しています。
Chrome
では、ウェブ全体を対象に、より積極的なフィンガープリントの制限とクッキーの管理強化に関する計画を発表しました。また、Google や パブリッシング パートナーのサイトで表示される広告のパーソナリゼーションに利用するデータや、表示のプロセスに関わる企業について、透明性をさらに高める
取組み
も発表しました。
少ないデータで、ユーザーのためにもっと多くのことを
フェデレーション ラーニングは、データをデバイスに留めながら、製品の利便性向上を可能にします
プライバシー保護を強化する上で、機械学習の技術進歩は非常に強い味方です。そのよい例のひとつは、「フェデレーション ラーニング」です。フェデレーション ラーニングは、ユーザーのデータを端末内に留めたまま、開発者が AI モデルをトレーニングし、製品を使うすべての人のために利便性を高めることができる機械学習の
新しい手法
です。このような新技術や新たな手法の開発・活用が、より少ないデータでも、より多くの便利な機能や製品の実現を可能にしています。
たとえば、
Gboard
(Google キーボード)は、予測変換にフェデレーション ラーニングを使用しています。これまでは「zoodles」や「Targaryen」といった新しい単語は、複数回入力が繰り返された後に変換候補として表示していましたが、フェデレーション ラーニングを活用することで、数千人程度のユーザーが新しい単語を使い始めると、Google に皆さんが何をタイプしているかを一切知らせることなく、Gboard の AI モデルはこの新しい単語を学習して、予測変換候補として表示できるようになります。
Google は、個別のユーザーに付随する特定の情報を記憶することなく、機械学習モデルのトレーニングを可能にする differential privacy protection(差分プライバシーの保護)にも注力しています。
2014 年
に同技術について初期の研究結果を発表し、これまでに
Chrome
、Gmail の
Smart Compose 機能
(英語のみ)、Google マップでレストラン等の混雑状況を表示するために利用しています。今回公開した
TensorFlow Privacy
が、広く機械学習開発者にとって differential privacy 技術を活用する助けとなることを期待しています。
Google 製品とプラットフォーム全体に、最も強力なセキュリティを
堅牢なセキュリティが担保されていなければ、データを安全に保つことはできません。Google はユーザーに安全な環境を提供するために、常時セキュリティ システムに投資を行っています。たとえば、毎日約 40 億の端末を保護するセーフ ブラウジングや、毎日 1 億を超えるスパムやフィッシングをブロックする Gmail のスパムフィルタは、まさにその一例です。また最近、Google では
Android 7.0 以上を搭載するスマートフォンをセキュリティキーのように利用できる機能
を公開しました。セキュリティ キーの利用は、フィッシング攻撃に対して、最も強固な 2 段階認証を可能にします。これにより、10 億台以上の端末が 2 段階認証のセキュリティ キーとして利用できるようになります。
すべてのユーザーにおいて、プライバシーとセキュリティは等しく尊重されるべきだと、私たちは強く信じています。将来に渡って、私たちの製品が安全であるようにつとめるだけでなく、より少ないデータでも提供できる価値を増すよう、テクノロジーに投資し、ユーザーに対しては、ご自身のデータについてわかりやすく、意味のある選択肢を提供していくことをお約束します。
Posted by: Eric Miraglia, Director of Product Management, Privacy and Data Protection Office
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