Google は、3 機関の多様な強みを基盤として、誤り耐性型量子コンピューター開発の加速、研究者やアイデアの交換に向けた支援、量子コンピューティングにおけるアントレプレナーシップとビジネスの促進、量子コンピューティングに必要な人材育成など、次世代に向けた重要研究テーマへの投資を行います。
このパートナーシップは、「複雑な計算および誤り訂正可能な大規模量子コンピューターの構築」という Google Quantum AI の使命に沿ったものです。この取り組みにより、新薬開発のための分子特定、より持続可能なバッテリーの開発、堅牢な情報セキュリティの提供、今後の科学研究の進歩の促進など、多くの人々の生活に具体的な利益をもたらす、大きな可能性が解き放たれると Google は確信しています。
Google は、このパートナーシップに 10 年間で最大 5,000 万ドルを出資いたします。これには下記の内容が含まれます。
量子コンピューティングリソースへのアクセス: 2019 年、Google Quantum AI は、世界で初めて量子超越性を示し、従来のコンピューターでは再現不可能なランダム回路サンプリングの実験に関する論文を公開しました。そして 2023 年、チームは量子ビットの数を増やすことで誤り率を低減できることを実験的に実証し、スケーラブルな量子誤り訂正を世界で初めて報告しました。これらのマイルストーンは、共に誤り訂正可能な大規模量子コンピューターの実現にとって重要です。Google は、今回のパートナーシップの支援において、シカゴ大学および東京大学の研究者に向け、世界水準の高度な量子プロセッサを提供します。このプロセッサは、最大 72 個の超伝導量子ビットを 1 量子ビットゲート(誤り率 0.001)と 2 量子ビットゲート(誤り率 0.003)で同時に作動させることができます。
古典コンピューティングリソースへのアクセス: 量子コンピューティング研究と教育の多くの分野も、現在の小規模量子コンピューターを対象とすれば、古典コンピュータを活用したシミュレーション、データ分析、ベンチマークから恩恵を受けることができます。プログラミングおよび量子コンピューター アルゴリズム開発の教育に向けて、大学生や教職員を対象とした Google Cloud クレジットを提供します。
研究補助金: 物理学、アルゴリズム、材料科学、および量子コンピューティングを前進する可能性のあるその他の分野において、基礎的および工学的な新たなブレークスルーを促進するため、特定の研究課題に補助金を提供します。対象となる研究は、2 準位欠陥、超伝導材料、コヒーレンス時間の増加、大規模量子システムのベンチマーク、さまざまなアプリケーションにおける量子コンピューターの優位性の実証などです。
学生への研究助成金: 今後数年間に量子コンピューティング分野をリードする科学者の多くは、米国、日本などの大学に現在在籍する才能に溢れた学生たちです。Google は、有望なプロジェクトに資金を提供することで、キャリア開発を支援し、研究の進歩を促進します。
アントレプレナーシップと事業の開発: 量子コンピューティング分野は、新しいアプローチ、新しい用途、必要な隣接テクノロジーの実験に意欲的に取り組む研究室や企業のエコシステムから恩恵を受けます。Google は、大学によって選ばれたシカゴおよび東京都市圏のスタートアップに対して、独占的な専用プログラムとグローバル パートナー ネットワークへのアクセスを提供し、Google for Startups ブートキャンプに参加する機会を提供します。
人材育成: 実用規模の誤り耐性型量子コンピューターを構築し、最も有益な活用方法を見つけるのに必要なのは、物理学者や量子アルゴリズムの専門家だけではありません。量子コンピューティングには、エレクトロニクス分野、チップ製造、配線およびハードウェア設計、システム最適化、ソフトウェアエンジニアリング、プログラムおよび製品の管理などが必要になります。本パートナーシップは、量子コンピューティングの人材の多様性を拡大することに重点を置き、多くの学生たちがこれらのスキルを向上できるよう支援していきます。
Google は、量子コンピューティング分野の進歩は大きな課題であり、これには大学、企業、政府が協力し、責任ある開発と社会への広範な利益を確保することが重要だと考えています。本パートナーシップにおける日本および米国政府のご支援に感謝します。
AI により、数十億の人々の生活を大きく改善し、企業の成長を支援し、困難な課題の答えを見つけて社会を支援する方法を再考できる新しい時代に私たちは向かっています。それと同時に、私たちは AI にはリスクと課題が伴うということをしっかりと認識しなければなりません。
このような背景から、Google は大胆でありつつも責任ある AI への取り組みを進めています。
技術進歩を止める呼びかけが効果を生む可能性は低く、結果として AI がもたらす大きな利点を逃し、AI の可能性を受け入れる人々に後れを取るリスクが生じます。代わりに必要となるのは、リスクを軽減しながら技術的な革新を社会全体への貢献につなげるために、政府、企業、大学などで包括的に取り組みむことです。
数週間前、責任ある AI の進歩に向けた共同指針の必要性について概説した際、AI の適切な活用には、個人による慣行、共通の業界基準、健全な政府の政策が不可欠だとお伝えしました。本日、AI に関する政策への推奨項目を記載したホワイトペーパー (英文)を公開します。この中で、機会の解放、責任の促進、セキュリティの強化という 3 つの主要分野に政府が注力することを奨励しています。
1) AI の経済的可能性の最大化による機会の解放
AI を適切に取り入れた経済は大きな成長を遂げ、導入が遅い競争相手を勝るでしょう。AI は、さまざまな業界でより複雑で価値のある製品やサービスの生産を支援し、人口問題の影響下においても生産性の向上に役立ちます。また、AIを搭載した製品やサービスを活用することで、中小企業のイノベーションと成長を支援するとともに、就業者は習慣化されていない、よりやりがいのある業務に集中できるようになります。
正しい活用に必要なこと: AI が実現する経済的機会を解放し、労働力の混乱を最小限に抑えるために、政策立案者はイノベーションと競争力に投資、責任ある AI イノベーションを支援する法的枠組みを促進、そして、AI 主導の業務への転換に向けて労働力を準備する必要があります。たとえば、政府は国立研究所や研究機関を通じて基礎的な AI 研究を検討し、責任ある AI 開発をサポートする政策(個人情報を保護し、国境を越えた信頼できるデータ フローを可能にするプライバシー法を含む)を採用し、継続的な教育、スキルアップ プログラム、および進化する仕事の未来に関する研究を推進する必要があります。
2) 責任を持った活用と悪用リスクの軽減
AI は、医療や気候変動などの課題においてすでに活用されており、進歩に向けた強い力になる可能性があります。しかしながら、責任を持った開発および導入が行われない場合、AI システムが誤情報や差別、ツールの不正利用などといった現在の社会問題を増幅させてしまう可能性もあります。そして、AI システムに対する信頼と信用の欠如は、企業や消費者による AI 導入の躊躇や、AI の利点を享受する機会の制限につながります。
正しい活用に必要なこと: これらの課題に取り組むためには、ガバナンスに対する複数の関係者のアプローチを採用することが必要です。関係者は、インターネットの経験から学び、潜在的な利点と課題の両方をしっかりと把握して取り組むでしょう。ある課題に対処するためには、AI の利点と課題をより深く理解し、それらを管理する方法について研究する必要があります。また、解釈可能性(interpretability)や透かし入れ(watermaking)などの分野で新しい技術的革新を開発・展開する必要があります。別の課題としては、AI 技術が責任を持って開発、展開されるように、共通の業界標準やベストプラクティスの共有、そして比例的、リスクに基づく規制が作られる必要があります。また、グローバルインターネットフォーラム対テロ対策(GIFCT: Global Internet Forum to Counter Terrorism)などの過去の例を参考に、主要企業が集まって Global Forum on AI などの、新しい組織や機関が必要になる場合もあります。国際的な調整も、民主的価値を反映し、断片化を避ける共通の政策アプローチを開発するために不可欠です。
3) 悪意のある攻撃者によるテクノロジー悪用の防止と、グローバルなセキュリティの強化
AI は世界の安全保障と安全に重要な影響を及ぼします。ジェネレーティブ AI は、誤情報や偽情報、操作された情報を生み出すこと(そして、特定・追跡することも)ができます。AI を搭載したセキュリティ研究は、高度なセキュリティ運用と脅威インテリジェンスを通じて新世代のサイバー防御を推進することができる一方で、AI 生成の悪用は、敵対者によるより高度なサイバー攻撃をもたらす可能性があります。
正しい活用に必要なこと: まず初めに、AI の潜在的な利点を最大化しながら、悪意のある利用を防ぐために技術的と商業的な防御策を導入し、協力して悪意のある敵対者に対処することです。例えば、政府は、安全保障のリスクとなる AI を搭載したソフトウェアによる特定のアプリの輸出制限や悪用する可能性のある団体による AI 研究開発の制限など、次世代の貿易政策を検討する必要があります。政府、研究機関、一般社会、企業も、強力になる AI システムの影響と、洗練され複雑になる AI を人間の価値観とどのように調和させることができるかについて、より理解を深める必要があります。最終的に、セキュリティは様々な関係者が共同で取り組む必要があり、セキュリティ分野における進歩には、共同研究、最高水準のデータ ガバナンスの採用、AI セキュリティの脆弱性に関する情報共有に向けた官民フォーラムなどの協力が必要です。
まとめ
私たちは、潜在的な課題を十分に認識した上で、機会、責任、セキュリティを中心とした政策指針により、AI の利点を最大化し、すべての人が享受できると確信しています。
以前にも述べたように、AI は適切な規制をしないわけにはいかない重要な分野です。シンガポールの AI Verify フレームワーク、AI 規制に対する英国のイノベーション推進アプローチ、アメリカ国立標準技術研究所の AI リスク管理フレームワークなど、世界中の政府が新しい技術に適切な政策枠組みに真剣に取り組んでいます。Google は、今後もそうした取り組みの支援を継続していきます。
しかし、たとえ保護があったとしても、長期間アカウントが使用されなかった場合には、侵害される可能性が高くなります。忘れられたり放置されたアカウントは、侵害された可能性がある古いパスワードや再利用されたパスワードに依存していることが多く、2 要素認証が設定されていなかったり、ユーザーによるセキュリティ チェックが少ないためです。Google の分析によると、放置されたアカウントはアクティブなアカウントに比べて 2 段階認証プロセスが設定されている可能性が少なくとも 10 倍低いことがわかりました。つまり、これらのアカウントは多くの場合脆弱であり、アカウントが侵害されると、個人情報の盗難、スパムなどの望ましくないコンテンツ、悪意のあるコンテンツの媒介など、あらゆる用途に使用される可能性があります。
こうしたリスクを軽減するため、無効な Google アカウントに関するポリシーをすべてのサービスで 2 年間へと更新します。今年後半より、2 年以上使用されていない、またはログインされていない Google アカウント、および当該アカウントで使用されているコンテンツは削除の対象となります。削除の対象となるコンテンツには、Google Workspace ( Gmail、Google ドキュメント、Google ドライブ、Google Meet、Google カレンダー ) 、YouTube、Google フォトのコンテンツが含まれます。
このポリシーは個人の Google アカウントにのみ適用され、学校や企業などの組織のアカウントには影響しません。このアップデートにより、Google のポリシーはデータ保持およびアカウント削除に関する業界標準に準拠し、Google が、使用されてない個人情報を保持する期間も制限されます。
十分な注意を払いながら、この変更を段階的に展開していきます。
このポリシーは今週 ( 5 月 17 日) より適応されますが、無効なアカウントを持つユーザーに直ちに影響するわけではありません。実際のアカウント削除が開始されるのは、最も早くて 2023 年 12 月です。
作成されてから一度も使用されないアカウントから、段階的に削除を行います。
アカウントを削除する前に、アカウントのメールアドレスと再設定用のメールアドレス(提供されている場合)の両方に、削除までの数か月間にわたって複数の通知を送信します。
Google アカウントをアクティブな状態に保つ最も簡単な方法は、少なくとも 2 年に 1 回はログインすることです。2 年以内に Google アカウントまたは Google のサービスにログインした場合、アカウントはアクティブとみなされ、削除されません。アクティビティには、Google アカウントへのログイン時またはログイン中に実行する次の種類のアクションが含まれる場合があります。
ログインして
メールを読む、送信する
Google ドライブを使用する
YouTube 動画を見る
Google Play ストアからアプリをダウンロードする
Google 検索を使用する
「Google でログイン」でサードパーティ製のアプリやサービスにログインする
Google アカウントを使って、Google One、ニュース コンテンツ、アプリなどの既存のサブスクリプションを設定している場合も、アカウントはアクティブとみなされ、削除の対象にはなりません。また、YouTube に動画をアップロードしているアカウントを削除する予定は今のところありません。
サインアップ時に、再設定用のメールアドレスを追加することを推奨しています。アカウント設定で、再設定用のメールアドレスが最新のものであるかを確認することが重要です。
Google は、アカウントの管理をサポートし、データをバックアップするオプションを提供するさまざまな無料ツールも提供しています。
10 年以上にわたって提供されている Google データ エクスポート機能を使って、データをダウンロード、または Google 以外のサービスにエクスポートすることができます。また、アカウント無効化管理ツールを使用すると、アカウントが最大 18 か月間非アクティブになった場合に、自分のアカウントとデータをどうするかを決定できます。ユーザーが登録時に選択できるオプションは次のとおりです。
選択した信頼できる連絡先に特定のファイルを送信する
Gmail 自動返信を適用する
アカウントを完全に削除する
本日のアップデートは、アカウント セキュリティの継続的な進化、およびユーザーの個人情報を安全に守る Google の取り組みの強化の一環です。このポリシーの詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。
Google は、世界中の人々が利用する製品、人々に利益をもたらす科学の進歩への貢献、社会的課題の解決に AI を活用しています。
Google 製品において
AI は、Google マップ、Google 翻訳、Google レンズなど、すでに数百万人(場合によっては数十億人)の人々が利用する多くの製品に組み込まれています。そして現在、私たちは AI を活用して、Bard で人々の創造性を高めるサポート、Workspace ツールで生産性の向上、Google 検索のSearch Generative Experience(日本未対応)で情報にアクセスする方法を変革していきます。また、Google Labs では、いくつかの有用な初期段階の実験などについて紹介しています(日本未対応)。
社会的課題の解決に向けて
Google は、AI を気候変動への適応と緩和に活用しています。洪水予測を現在 20 か国以上で提供し、山火事の境界をリアルタイムで追跡し、また往来の交通量と渋滞などの一時停止を減らすことで炭素排出量の削減に貢献しています(日本未対応)。Google では、AI を妊産婦ケア、がん治療、結核スクリーニングなど医療にも応用しています。最近では、臨床医の役に立つツールとなる新しい大規模言語モデル、Med-PaLM を発表しました。データ コモンズは、サステナビリティから医療、雇用、そして経済に至るまでの主要な社会的課題へアプローチするにあたり、数百のソースからのデータを整理し多くの国々に向けて情報を提供するシステムです。今年後半には、Bard を通じて提供する予定で、それにより利便性が向上するでしょう。
AI を活用した研究
AI は、物理学や材料工学、医療といった社会に貢献するさまざまな分野において、科学者によって活用されています。たとえば、Google DeepMind の AlphaFold プログラムは、科学的に知られているカタログ化されたタンパク質のほぼすべてである 2 億個のタンパク質の 3D 形状を正確に予測できます。これは、わずか数週間でほぼ 4 億年分の研究進歩に相当する成果です。AI はまた、世界中の人々がどこにいても情報にアクセスできるようにするためにも活用されています。たとえば、400 以上の言語で訓練されたユニバーサル スピーチ モデルを使用して、世界で最も話されている 1,000 言語に対応する AI モデルを構築する取り組み「1000 Languages Initiative」が含まれます。
課題
このような大胆な進歩はワクワクするものですが、AI はまだ発展途上の技術であり、やるべきことがまだ多くあることを理解しています。Google 内の研究や外部の研究で明らかにされているように、AI は不公平な偏見などといった既存の社会的課題を悪化させる可能性があり、AI がより高度になり、新たな用途がでてくることで、また新たな課題が提起される可能性があることを認識することも重要です。だからこそ、2018 年に確立した AI 原則に基づいて、AI に対して責任あるアプローチをとることが不可欠であると私たちは考えています。Google は、AI 原則をどのように実践しているかについて、事例を詳しく掘り下げたレポートを毎年発表しています。この取り組みは、AI がより高性能になり、ユーザーや新しい技術用途から学んだことを共有するために続けています。
情報の評価
多くの人にとって最も気になる分野のひとつに、誤情報があります。それは、Google にとっても同じです。ジェネレーティブ AI により、新しいコンテンツの作成がこれまで考えられないほど簡単になりましたが、同時にオンライン上の情報の信頼性についての疑問も生じています。Google では、オンラインの情報を評価するツールを開発し、提供しています。今後数か月以内に、Google 検索に「About this image (この画像について ) 」機能を追加する予定です ( 米国で英語のみ ) 。「About this image」は、同様の画像が初めて現れた時期や場所、ニュースやソーシャル サイトなどオンラインのどこで見られたかなどといった役立つコンテキストを提供します。今年後半には、「About this image」が Chrome と Google レンズで利用できるようになります(日本対応は未定)。
AI 原則の実践
AI 原則を製品に適用すると、大胆でありつつも責任を持って取り組むことは潜在的に対立することがわかります。たとえば、唇の動きと一致させながら専門家が話者の声を翻訳する実験的なビデオ吹き替え AI サービス「Universal Translator」は、学習理解力を高める大きな可能性を秘めています。しかしながら、悪意ある人に渡った場合にリスクが生じるため、Google は悪用を制限する安全対策を講じたサービスを構築し、許可されたパートナーのみがアクセスできるようにしました。
AI 原則に忠実であるための別の方法は、イノベーションを活用して新たな課題に対処することです。たとえば、Google は、業界ではじめて大規模言語モデル ( LLM) を使用して敵対的テストを自動化した企業のひとつです。これにより、テストの速度、品質、範囲が大幅に向上し、セキュリティ専門家がより困難なケースに集中できるようになりました。誤情報に対処するために、電子透かし、メタデータ、その他の技術における新しいイノベーションを最新の生成モデルに間もなく統合する予定です。また、合成音声を検出するツールも進歩しています。AudioLM の取り組みでは、独自の AudioLM モデルで合成音声をほぼ 99% の精度で検出できる分類器をトレーニングしました。
社会全体で取り組む
Google は、責任を持った AI の構築には、研究者、社会科学者、業界の専門家、政府関係者、クリエイター、パブリッシャーそして日常生活で AI を使用している人々と協力した包括的な取り組みが必要だと考えています。
Google は、社会により広く影響を与えるために社内のイノベーションを他者と共有しています。
Perspective API は、オンライン コメントにおける有害性を軽減するために Jigsaw の研究者によって開発されました。現在、I/O で言及されたすべてのモデルを含む LLM にこの技術を適用しており、学術研究者は Perspective API を活用して、OpenAI や Anthropic のモデルを含む主要な LLM で使用される業界標準の評価を作成しました。
Google は、現在も将来も、誰もが活気に満ちたウェブ エコシステムの恩恵を受けることができると信じています。これをサポートするために、私たちはウェブ コミュニティと協力して、パブリッシャーにコンテンツの選択と管理を提供する方法に取り組んでまいります。
AI がエキサイティングな分野である理由のひとつとして、あらゆる場所で人々と社会に貢献できる可能性が明白で、責任を持った開発と利用が不可欠だということが挙げられます。AI の進歩に伴い、多くのことが変化し進化しており、より多くの人々が AI を体験、共有、開発、使用しています。Google は研究や経験を通して、ユーザーやコミュニティから常に学び、その学びをアプローチに取り入れています。今後に向けて、私たちが成し遂げられることは多くありますが、同時に解決していかなければならないこともたくさんあると考えています。
1. 新しくなったアプリでスマートホームのアクセスと制御を簡単に
新しくなった Google Home アプリは 5 つのタブを表示したレイアウトになり、接続デバイスの制御、ルーティンを設定するオートメーションの作成、接続したカメラなどによる自宅状況の確認がより簡単になります(注 1, 2)。
[お気に入り] タブから、いつも使用するデバイス、アクション、ルーティーンをピン留めしたり、照明、カメラ、Wi-Fi などのカテゴリごとにデバイスが自動的にグループ化されたスペースを表示したりできます。お気に入りは、いつでも並べ替えて、必要なものを表示させることが可能です。
アプリには、デバイスの問題やサブスクリプションのリマインダーなどの重要なアップデートを表示する受信トレイも含まれています。また、[アクティビティ] タブにアクセスして、デバイスとカメラの履歴を時系列で見ることができるため、自宅でいつなにが起こったかを簡単に確認できます(注 1)。
50 万人以上のパブリック プレビュー テスターのフィードバックに基づいて改善された新しいバージョンのアプリは、5 月 11 日からすべてのユーザー向けに順次リリースされます。
2. Google Nest 製品を含むカメラ映像の確認がより簡単に
Google Nest カメラの映像へより簡単にアクセスして確認することができます(注 3)。カメラ スペースをタップしてすべてのフィードを 1 か所で確認したり、[お気に入り] タブにフィードを追加して、設置しているカメラのライブ ストリーム映像がアプリを開いたらすぐに表示されるようにしたりできます。
また、新しい縦型の動画履歴スライダーを使って、数時間の動画履歴を数秒で簡単にスクロールできます。重要なイベントには、人物、荷物、車両、アクティビティなどのタイプ別にラベルが付けられ、整理されます。
3. より多くの Matter 対応デバイスをサポート
Google Home アプリの新しい [デバイス] タブでは、スマートホーム、アプリ、デバイス向けの規格 Matter とペアリングされているデバイスを含めた、すべてのスマート ホーム デバイスを一元管理できるわかりやすいコントロール画面を表示します。世界で 60 を超える Matter 対応デバイスや、Works with Google Home 認定済みデバイス向けに、新しく改善されたコントローラーをリリースしました。これにより、カーテン、洗濯機、照明といった、さまざまなスマート デバイスをすべて 1 か所で制御できます。
また、Matter のサポートを iOS ユーザーにも拡大します。iOS 16.5 では、iOS デバイスの Google Home アプリで Matter デバイスをセットアップして制御できます。
4. より多くの場所から Google Home アプリにアクセス
パブリック プレビューで提供した機能に加えて、Wear OS 用の Google Home アプリにさらに多くの機能を追加します。スマートウォッチを使ってアプリで設定した部屋をスクロールして選択できるだけでなく、お気に入りにアクセスして、よりすばやく調整することができます。アニメーション プレビューでカメラ通知を受け取ることもできるため、たとえば配達を待っていた荷物が届いたら、すぐに確認することができます。Wear OS 用の Google Home アプリは、5 月 15 日から一般向けに順次リリースされる予定です。
また、タブレット用の Google Home アプリを最適化し、横向きモードと縦向きモードを改善しました。これには、横向きモードでのカメラのタイムライン表示とイベント リストをナビゲートする機能が含まれます。これらのアップデートは、Google Pixel Tablet と Android タブレットのユーザー向けに 6 月にリリースする予定です。
Google Home アプリがタブレット用に最適化され、横向きモードでも縦向きモードでも見やすくなります
5. Google Pixel デバイス用の新しいホーム パネル
Android デバイスに新しいホーム パネルを追加します。これにより、ロック画面またはクイック設定から直接ワンタップで Google Home アプリにすばやくアクセスできます。この機能は、まず Google Pixel 7a や Google Pixel Fold などの Google Pixel スマートフォンとタブレットに追加され、アプリを開いたりロック解除したりすることなく、照明のオンオフ、カメラの表示などができるようになります。Google Pixel Tablet を専用ホルダーにセットしてハブ モードで使用すれば、家族の誰でもがスクリーン セーバーのホーム アイコンをタップし、パネルにアクセスして、デバイスを表示したり制御したりできます。
新しい Google Pixel タブレットのホーム パネルにより、家族全員がデバイスを簡単に操作できます
新しい Google Home アプリをぜひお試しください。
(注 1) モバイルおよびブラウザの通知、リモート コントロール、ビデオ ストリーミング、ビデオ録画などの一部の機能には、インターネット接続および Wi-Fi 接続が必要です。
(注 2) パーソナライズされた機能を使用するには、追加の登録とセットアップが必要です。
(注 3)Google Nest Cam (屋内、屋外対応 / バッテリー式)、 Google Nest Cam(屋内用 / 電源アダプター式)、 Google Nest Doorbell (Battery Type) が必要です。
AI の開発における過去 10 年間に、私たちはニューラルネットワークを大規模化することで非常に多くのことが可能になることを学びました。実際、より大きなサイズのモデルが驚くべき能力を示すのを見てきました。しかし同時に、私たちの研究を通じて、それは「大きければ良い」という単純なものではなく、創造的な研究が優れたモデルを構築するための鍵であることも学びました。モデルのアーキテクチャと学習方法に関する最近の進歩の過程で、マルチモーダル性を獲得させる方法、人間からのフィードバックをプロセスに含めることの重要性、モデルをこれまで以上に効率的に構築する方法などが分かりました。これらはどれも有用な技術要素であり、AI の最新技術を進歩させ、人々の日常生活に真の利益をもたらすモデルを構築していくために役立ちます。
PaLM 2 について
本日、次世代言語モデルである PaLM 2 を発表しました。PaLM 2 は、この研究を発展させたもので、多言語、推論、およびコーディング機能が向上した最先端の言語モデルです。
多言語:PaLM 2 は、100 以上の言語にわたる多言語テキストに、より重点をおいて学習しています。これにより、慣用句、詩、なぞなぞなど、ニュアンスを含む表現を数多くの言語で理解、生成、翻訳するという難しい問題に対する性能が大幅に向上しました。PaLM 2 は、上級レベルの言語能力試験で「習得」レベルに合格しました。
推論:PaLM 2 で学習に利用した広範なデータセットには、数式を含む科学論文やウェブページが含まれています。その結果、ロジック、常識に基づく推論、数学に関する能力が向上しています。
コーディング(プログラミング):PaLM 2 は、公開されている大量のソースコードデータセットで事前学習しています。結果として、Python や JavaScript などのよく使われるプログラミング言語だけでなく、Prolog、Fortran、Verilog などの言語でコードを生成することもできます。
幅広い用途をカバーするモデルラインナップ
PaLM 2 は、以前のモデルよりも能力が高く、高速で効率的です。また、さまざまなサイズで提供されるため、あらゆる用途で展開できます。
PaLM 2 には、Gecko、Otter、Bison、Unicorn という 4 つのサイズがあります。Gecko は非常に軽量なため、モバイル 端末で動作し、オフラインの状態でも、デバイス上の優れたインタラクティブ アプリケーションを実現するのに十分な速さです。この汎用性のおかげで、PaLM 2 は、幅広い製品をカバーする形でファインチューニングすることができ、より多様な形でより多くの方の役に立つことができます。
25 を超える Google の製品と機能に搭載
本日の I/O で、PaLM 2 を搭載した 25 以上の製品と新機能を発表しました。PaLM 2 は、最新の高度な AI 機能を直接製品に搭載し、世界中のユーザー、開発者、企業などあらゆる規模の人々に提供します。以下にいくつかの例を挙げます。
PaLM 2 の多言語機能の向上により、本日より Bard を日本語を含む新しい言語で対応しました。また、最近発表されたコーディングアップデートにも利用されています。
Gmail と Google ドキュメントでの下書きやスプレッドシートでの整理をサポートする Google Workspace の機能は、PaLM 2 の機能を活用することで、ユーザーがより良い仕事をより速く行えるよう支援します。
当社の医療研究チームが医療情報のデータを使って学習した Med-PaLM 2 は、理解するのが容易でない医学文章の内容を用いて質問に答えたり、洞察をまとめたりすることができます。医師としての適性を測るテストにおいて最先端の結果を達成し、米国医師国家試験形式の質問で「エキスパート」レベルのパフォーマンスを達成した最初の大規模言語モデルとなりました。現在、X 線やマンモグラフィーなどの情報も統合するためのマルチモーダル機能を追加しており、将来的に患者の回復に貢献することを目指しています。Med-PaLM 2 は、安全で役立つ利用法を探すため、今年の夏後半に少数の Cloud のお客様にフィードバックをいただくことを目的とし提供する予定です。
Sec-PaLM は、セキュリティユースケース向けにトレーニングされた PaLM 2 の特殊バージョンであり、サイバーセキュリティ分析の飛躍的な可能性を秘めています。Google Cloud を通じて提供される Sec-PaLM は、AI を利用して潜在的に悪意のあるスクリプトの動作を分析・説明することで、人や組織に実際に脅威を与えるスクリプトをかつてないほど迅速に検出できます。
この 3 月から、少数の開発者向けに PaLM API のプレビューを実施しています。本日より、開発者は PaLM 2 モデルへの登録が可能になり、お客様は Vertex AI でエンタープライズクラスのプライバシー、セキュリティ、ガバナンスを備えたモデルを使用することができます。PaLM 2 は Duet AI for Google Cloud にも搭載されています。Duet AI は、ユーザーがこれまで以上に速く学び、構築し、運用できるように設計されたジェネレーティブ AI とのコラボレーションです。
Google 検索の Search Labs では、PaLM2 や さらに進化した MUM など複数の大規模言語モデルをベースとしたジェネレーティブ AI を活用した SGE (Search Generative Experience) の試験運用を行います。SGEは、まずは英語での対応となり、米国にて登録された方のみお試しいただけます。
AI の未来を前進させる
PaLM 2 は、非常に高性能なモデルが多様な大きさと速度で提供されることで、多用途に使えるのAIモデルがすべての人にとって真の利益をもたらすことを示してくれました。Google は現在、最も役立ち責任ある AI ツールの提供に尽力しているのと同時に、Google にとってこれまでで最高の基盤モデルの作成にも取り組んでいます。
Google の Brain と DeepMind の研究チームは、過去 10 年間に AI で多くの画期的な成果を生み出してきました。この 2 つのワールドクラスのチームを 1 つのユニットに統合し、進歩を加速し続けています。Google の計算リソースに支えられた Google DeepMind は、毎日使用する製品に驚くべき新機能をもたらすだけでなく、責任を持って次世代の AI モデルへの道を開くでしょう。
私たちはすでに、Gemini の開発に取り組んでいます。Gemini は、マルチモーダル、そして他のツールや API との統合に効率的でメモリやプランニングなどのイノベーションを実現するために一から構築している次世代モデルです。Gemini はまだ学習中ですが、以前のモデルでは見られなかったレベルでのマルチモーダル能力をすでに示しています。Gemini は、安全性の観点でのファインチューニングとテストを行った上で、PaLM 2 と同様にさまざまなサイズと性能として提供し、あらゆる人が恩恵を受けられるように多様な製品、アプリケーション、およびデバイスに展開する予定です。
Google Workspace は当初から、他のユーザーとリアルタイムで共同作業できるように構築されていますが、今回、新たに AI ともコラボレーションができるようになりました。私たちは、すべての Google Workspace アプリにジェネレーティブ AI を搭載し、それにより、執筆、整理、視覚化、ワークフローの高速化、会議の充実など、さまざまなことを支援します。この強力な新しい働き方を支援する Duet AI for Google Workspace (現在英語のみ対応)をご紹介します。
これは、3 月 に発表した Google Workspace のビジョンと、Gmail と Google ドキュメントのジェネレーティブ AI 機能を一部のテストユーザーに提供開始したことに基づくものです。すでに多くの人が、これらのツールを通じて仕事やプライベートで物事を成し遂げていることを嬉しく思います。AI を搭載した文法・スペルチェック、スマート作成、スマート リプライは、昨年だけで 1,800 億回以上、人々の文章作成を支援しました。
Duet AI は、すでに Google Workspace の裏でユーザーの執筆活動を支援しています。例えば、既存の文書を洗練させたり、Gmail や Google ドキュメントの両方での作業の開始を手助けしています。そしてこの度、これらの体験をモバイル版の Gmail でも実現します。携帯電話から、わずか数語のプロンプトで完全な返信を提案することができるようになります。モバイル版の最初のリリースに続き、メールの文脈に沿って名前やその他の関連情報を自動的に入力しプロフェッショナルな返信を作成するといったアシスト機能も提供予定です。
百聞は一見にしかずと言われますが、これまで、プレゼンテーションのためにユニークで説得力のあるビジュアルを作成することは、手作業かつ時間のかかる作業でした。Duet AI を Google スライドに組み込むことで、わずかなテキスト入力で簡単に画像を生成できるようになります。これらの画像モデルの本当の力は、存在しなかったものを視覚化できることです。例えば、フランス人にサファリ観光を勧めるキャンペーンを企画するため、広告代理店とアイデアのブレストを行っているマーケターは、おそらく早い段階で明確なビジュアル情報を提供し、企画後の無駄な作業を防止したいと考えているのではないでしょうか。このような時、簡単なプロンプトを入力するだけで、独自の芸術的ビジョンを伝えるオリジナルのビジュアルを作成することができます。
Duet AI は、データ分類の自動化とカスタムプランの作成により、Google スプレッドシートのデータをこれまで以上に迅速に分析し、行動につなげられるよう支援します。
新しいデータ分類の機能は、セル内のデータの文脈を理解しラベルを割り当てることができるため、手作業によるデータ入力の負担を軽減することができます。製品開発チームがユーザーからのフィードバックを分析する場合でも、人事採用担当者が面接で得た情報を要約する場合でも、明確で視覚的に魅力的な分析結果を作成するための手間と時間を節約することができます。
Google スプレッドシートの新しい ”Help me organize” の機能は、タスク、プロジェクト、または追跡や管理が必要なあらゆるアクティビティに対して、カスタムプランを自動的に作成します。年に一度の営業会議を計画するイベントチームも、オフサイトでチームをコーディネートするマネージャーも、Duet AI を使えば、すぐに整理された計画を作成できます。
Duet AI を Google Meet に組み込むことで、ビデオ会議に独自の背景を生成する機能を導入します。これにより、ユーザーは周囲のプライバシーを保護しながら、ビデオ会議中に自分のメッセージのインパクトを高め、つながりを深めることができます。例えば、社内のタウンホール ミーティングで、マネージャーがその月の優秀社員を祝うために彼らの好きなものを集めたビジュアルを使ったり、営業担当者が見込み客との通話中に、その顧客の業界や市場を反映したカスタム背景を使うことを想像してください。さりげなくパーソナルな演出をすることで、相手にとって大切なことを気にかけていることが伝わります。そして、その魅力的でオリジナルなビジュアルをわずか数クリックで変更することができるのです。
スマート キャンバスのユーザーからは、「@」を付けるだけで、チームがすでに作業している文書に集中しながら共同作業を行うことができ、作業時間が短縮することができます。現在、これらの機能を Google ドキュメントの新しい文章作成機能に統合しています。職務経歴書を作成する場合、Duet AI はコンテンツの作成を支援するだけでなく、場所やステータスなどの情報のためのスマートチップや、会社名などのカスタマイズしたい詳細の変数も含めて作成します。ドキュメントから離れることなく、コンセプトから完成までをより迅速に進めます。
スペルや文法に関する新しいニューラルモデルは、英語だけでなく、スペイン語、フランス語、日本語など、多言語でプロフェッショナルな文章を生み出すのに役立っています。今回、文章の校正やトーン、スタイルなどを手助けするさらに強力な機能を追加しています。新しい校正候補ツールでは、簡潔に書く、繰り返しを避ける、よりフォーマルまたは能動態を活用した表現をするなどを提案します。さらに、校正候補が表示されるタイミングや、校正候補に対するアクションを完全にコントロールすることができます。
3 月以降、何十万人ものユーザーに信頼できるテスターとして Workspace Labs に参加いただきました。テスターの方々は、企業や教育機関、また個人で Google Workspace を使用しているお客様です。私たちは、お客様からのフィードバックに励まされ、そして刺激を受けています。
「Adore Me は、部門横断的で学術的なプロジェクトを推奨していますが、特に国際色豊かなチームでは、執筆能力が障害になることがよくあります。Google ドキュメントと Gmail のジェネレーティブ AI 機能により、制作に値するコピーを素早く作成できるようになったことで、プロジェクトやプロセスが驚くほど加速しました。」ーAdore Me 最高執行責任者 ロマン・リオット
「Instacart は常に最新の技術革新を取り入れる機会を求めています。このプログラムに参加することで、新機能にアクセスでき、Google Workspace を使用して、ジェネレーティブ AI がどのようにチームにインパクトを与えるかを見出すことができます。」ーInstacart チーフアーキテクト JJ ツァン
「Lyft では、新しいジェネレーティブ AI を搭載した Google Workspace の体験を試すことを心待ちにしています。新しいキャンペーンの企画をキックオフするにしても、ドライバーのコミュニティに対する電子メールの更新を草稿するにしても、これらの新しいツールが、チームがより速く動き、より生産的になるためにどのように役立つか、楽しみにしています。」ーLyft
AI は実際の人々の創意工夫、創造性、知性に取って代わるものではありません。私たちは、Google の 「AI の基本理念」に則って製品を設計しており、AI により提案したものをユーザーが受け入れ、編集し、変更することができるようにしています。また、IT 部門が組織に適したポリシーを設定できるよう、管理コントロールも提供します。
Google Workspace の AI についてもっと知るには、使ってみるのが一番です。Workspace Labs 内のウェイティングリストにぜひご登録ください。今後数週間でさらに多くのユーザーや地域に拡大する予定です。
Android のマイナポータル アプリは、Google Play ストアよりダウンロードいただけます。詳細はデジタル庁のウェブサイト を御覧ください。
公開に合わせて、デジタル庁の河野太郎大臣よりコメントを寄せていただきました。
本日、スマホ用電子証明書搭載サービスをスタートできたことを嬉しく思います。 これにより、マイナンバーカードを持たずとも、 いつでもどこでもスマートフォンだけで、マイナポータルにおける各種情報の閲覧や、オンライン申請などが可能となります。各種民間サービスのオンライン申請や、コンビニエンスストアでの証明書取得なども、順次、可能となります。ぜひ、お申し込みいただき、その便利さをお楽しみ下さい。
Google は、引き続きオープンなプラットフォームである Android を通して、日本のデジタル行政の加速に貢献してまいります。
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